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ニ酸化硫黄は水に溶けるとき

ニ酸化硫黄は水に溶けるとき、なぜ反応式が2つもあるの? SO2+H2O=H+ +HSO3- HSO3-=H+ + SO3,2-

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

反応式が2つあるというよりも、二酸化イオウが水に溶けた時に、水との反応で何種類かの化合物に変化するということです。 すなわち、二酸化硫黄は、HSO3^-とSO3^2-になり、それに伴って、H+も生じます。 「^-」は上付の「-」を表し、「^-2」は上付の「-2」を表します。 それぞれの物質がどのような割合で存在するかは、溶かした二酸化硫黄の量や、温度などによって変化します。これを化学平衡と言います。

hirohiro8888
質問者

補足

回答ありがとうございました。 ということは 1つ目の反応式の右辺と左辺と二つ目の反応式のHSO3^-とH^+ + SO3^2-の4つの状況の反応速度が同じであるという状態ですか?

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.2

補足です。反応速度が同じかどうかと言うのは、少々答えにくいです。 平衡状態にあると言うことは、正逆の両方向の反応速度が同じであることを意味します。 しかし、誤解のないようにして欲しいのですが、反応速度と言うのは反応物の濃度にも依存します。濃度が濃くなるほど反応速度は速くなります。したがって、反応速度が同じといっても、「反応速度定数」が同じと言うわけではありません。 一般的には、片方の反応について、相対的に反応速度定数が大きくて濃度が小さくなり、逆方向の反応については反応速度定数が小さくて濃度が高くなります。結果的に両方向の反応速度が同じになり、化学平衡になると言うことです。 ・・・かえってわかりにくくなったかもしれませんね。 わからなければ、何種類かの反応が、いろいろな方向に進んで、それがつり合っていると考えて下さい。・・少々乱暴な説明ですが。

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