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金星の自転の向き
太陽の自転の向きは地球と同じですが、(東から西)といいます。(地球は西から東という) これは、地球からみた太陽の方位ということで理解していました。 しかし、金星の自転の向きも、地球とは実際に逆なのに、(東から西)といいます。 金星は内惑星で地球から見ると、右が西になるはずなので、これでは地球と同じ向きの自転じゃないんでしょうか?
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太陽と惑星では、東西の定義が異なります。 太陽の場合は、南を向いて太陽を見上げた時,光球の左半分が太陽の東、右半分が西と定義されています。これは地上に東西南北の十字を書くと北に対して90度右が東になりますが、これを天空に投影すると、逆に北の90度左が東になるためです。 太陽黒点の移動はこの定義に従って表現すれば「東から西」ですが、これが地球の自転方向に一致することは、実際にモデルを置いて動かしてみれば判ります。 一方惑星の場合は、まず自転軸の北極星側に向いている方向を北、反対を南と定義します。次に赤道上で北を向いた時、右手が東、左手が西になります。つまり、地球と同じ方角の付け方です。 従って地球の自転方向は「西から東」、金星の自転方向は「東から西」になります。
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No.2です。 >これは地上に東西南北の十字を書くと北に対して90度右が東になりますが、これを天空に投影すると、逆に北の90度左が東になるためです ↑の意味がよくわかりません。 天空に投影するとはどういうことでしょうか? そのままの意味なのですが、分かりくい表現のようだったので言い換えます。 北を頭にしてうつ伏せに寝た時は右手側が東になりますが、北を頭にして逆に仰向けに空を向いて寝た時には、左手側が東になります。ですから「太陽の左側が東」と定義されているのです。 >次に赤道上で北を向いた時、右手が東、左手が西になります。つまり、地球と同じ方角の付け方です。 ↑については、赤道の反対側つまり赤道上の裏っかわで測ると、東と西が逆にならないのでしょうか? 惑星は球面ですから、赤道上のどこで行っても同じです。実際にボールなどを使って確かめてみてください。 最後に、「投影」について簡単に説明しているサイトを紹介します。地球儀を作る場合には、スクリーンの向こうから光源に向かってスクリーンに映った像を映像を写し取るのですが、天空をスクリーンにして投影する場合には、光源と同じ方向からスクリーンに映った像を見ることになります。 http://www.kokudochizu.co.jp/kc/mapq/projection1.htm
お礼
わかりやすい説明ありがとうございました。 またお願いします。
- asuca
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太陽が昇る方が東、沈む方が西と考えれば時点が逆でも東から西になるのでは?
補足
太陽と金星の自転の向きの話をしているので。 日周運動は関係ないと思います。 分かりにくくてすみません。
お礼
ありがとうございます。 なぜそうなるのかは分かったのですが、気になるところが2つあるので質問させていただきます。 これは地上に東西南北の十字を書くと北に対して90度右が東になりますが、これを天空に投影すると、逆に北の90度左が東になるためです ↑の意味がよくわかりません。 天空に投影するとはどういうことでしょうか? 次に赤道上で北を向いた時、右手が東、左手が西になります。つまり、地球と同じ方角の付け方です。 ↑については、赤道の反対側つまり赤道上の裏っかわで測ると、東と西が逆にならないのでしょうか?