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天井裏のコンクリート天井配管にアスベスト
このカテでいいのか分からないのですが、私の近場で、小さい回転すし屋が止め、別の店舗が入ようです。天井・内装をはがして工事を始めつつあるのですが、前を通ると、素人目にもコンクリート天井・配管にアスベスト材が吹き付けてあるようなのが見て取れます。もちろん、天井材で覆って直ぐ見えなくなるのでしょうが、このようなことに規制は無いのですか? 食べ物でなければまだいいのですが、有名持ち帰り弁当(チェーン?)店が入るらしい。買いたくないなー!?
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建築会社 営業やってます。 まず、 >素人目にもコンクリート天井・配管にアスベスト材が吹き付けてあるようなのが見て取れます とありますが、基本的に目視では、アスベストであるかは判断がつきません。見た目が類似したもので、ロックウール(岩綿)というものがあります。アスベスト問題が大きくなった以降、関心が強くなった反面、誤解も多いようです。 >もちろん、天井材で覆って直ぐ見えなくなるのでしょうが 吹付けアスベストへの対応としては、 撤去(読んで字のごとく、アスベストを取り除きます) 封じ込め(個化材を吹付け、飛散しないようにします) 囲い込み(天井、壁等を作り、室内に飛散しないようにします) という三つの方法があります。 万一、見えているものがアスベストであっても、天井を作り露出していなければ、「囲い込み」に該当し問題ないとされます。
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- marines-i
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メーカーで環境や安全衛生の法律を担当しています。 仮にアスベストだとしても、No.1の方がお書きのとおり、封じ込めや囲い込みといった方法もありますので、それが関係法規制や技術的な詳細を定めた告示などに従ってきちんとやられているのであれば、とりあえず特に問題はないと思います。 アスベストが健康被害をもたらすのは、乾燥した状態で空気中に飛散し、肺に刺さった場合です。食べ物の場合は、絶対に安全だとは言いませんが、空気中への飛散と違って肺に入る危険性は高くないので、思われているほど危険ではありません。ふだん呼吸をしているのと変わらないレベルか、呼吸の方が危ないくらいかもしれません。 今回の一連の騒動で、私も経緯を少し勉強しましたが、「放置」というのは少々言いすぎかな、という感じがします。吹き付けに関しては危険性がわかってからわりと早い段階で規制がされていますし、粉じんの大気放出や含有物の廃棄に関しても、それに続けて規制がされています。製造販売の全面禁止に時間がかかっているのは、アスベストを使わないと耐火などの建築基準をクリアできないといった技術的な理由があったようですが、それもとりあえず吹き付けなどの危険性の高いものの規制はされているからという合理的な判断があったからだと思います。
お礼
>食べ物の場合は、絶対に安全だとは言いませんが、空気中への飛散と違って肺に入る危険性は高くないので なるほど、食べ物と、空中飛散から肺に入るのとでは、安全性がかなり違うのですね。 たしかに「放置」は言い過ぎかもしれないことが分かりました。でも古いビルや建物の解体では、ここ2年くらいの騒ぎ以前は、ほとんど解体業者の自主判断で行われていた気がします。2年位前、近くの銭湯や民家が取り壊されえ構想マンションがたつことになりましたが、市の環境課に相談すると担当が早速解体前の銭湯を簡単な目視検査に行ってくれました。結果は白でした。今のような厳しい環境ではもっと詳しくチェックしてくれたのではとの気がします。解体では一番空中飛散するわけで。 詳しい回答ありがとうございました。
お礼
早速ありがとうございます。 素人ですから、私の勘違いということもあるでしょうね。 かりに アスベストとして、アドバイスいただいた、3番目 囲い込み の対策のようです。 確かに粉塵が舞うような状況ではないので、騒ぎ立てるほどのことはないのかもしれませんが----20年近く前から有害物質と認定されているにもかかわらず行政が放置というのは納得がいきません。 BSEや、それに関する肉骨粉の対策遅れも同様、日本お役人は責任取ったためしがない-----(怒り)