- ベストアンサー
小学3年生の教科書
ある詩の中に「たくさんなうた」という箇所があって、これが嫌な感じがするのです。 「たくさんの」ではないかと思うのです。 どちらでもいいのでしょうか? もし私が感じるように「の」が正しい使い方なら、小学生がこのような使い方を普通だと思ってしまうのではないかと思うのですがどうなのでしょうか。 どなたか私が納得するような回答をお願いします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「たくさんの」という表現は、「たくさん」という副詞に、「の」が付いて、連体修飾語になったものです。 「たくさんな」は、「たくさんだ」という形容動詞の連体形です。 従って、文法的には、「たくさんのうた」も「たくさんなうた」も両方正しいです。 ただし、形容動詞の「たくさんだ」の活用形は、現在、あまり使用されず、「オマエの顔を見るのは、もう、たくさんだ」というような終止形に限られているように思います。あくまで習慣ですから、文法的に間違いではないと思いますが。
その他の回答 (6)
- Riccota
- ベストアンサー率46% (116/248)
No.6さんの回答で是非は出ていると思いますが、「小学生がこれを普通だと思ってしまうかどうか」に関しては、他の方もさまざまな意見があるかと思います。 詩には非日常的な言い回しも使われることがあり、教師のほうで、斬新な創作的な言葉の使い方についての説明があると一番よいですね。おそらく指導書にそう載っているのではないかと推測します。 小3であれば、「普通」かどうかの判断は、すでに個々に蓄えている脳内レキシコン(自分の語彙集のようなもの)に照らし合わせてすると思いますが、「正しいかどうか」「なぜ非日常的な使い回しをここでしているのか」、担任が十分な注意を喚起することが望ましいと思います。その上で、いろいろな創作的な国語への関心も深めるという目的でならば、非日常的な言葉遣いを教科書で取り上げることは、悪いことではないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃるように小学三年生にはちょっと文法で話をするのは難しいでしょうが、先生が日常的な使いまわしを説明するなどしてくれるといいですね。
- eqw-102
- ベストアンサー率24% (93/381)
たくさんな、「うた」が、ありました。^_^
- father001
- ベストアンサー率37% (25/67)
わたしと小鳥とすずと わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面をはやくは走れない。 わたしがからだをゆすっても、 きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんなうたは知らないよ。 すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなとちがって、みんないい。 これですね。明治の方なので文法が今と違うのか、この”たくさんな”に深い意味を込めたのかはわかりませんが、私は後者だと思います。 学校でもここについて考えてみたらもっと子供たちの勉強になるのでしょうね。 ただマニュアル通りの授業ではなくて・・・ 金子みすゞ:本名金子テル。明治36年、山口県大津郡仙崎村(いまの長門市)にうまれる。大正末期から昭和初期に、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されながら、昭和五年、二十六歳の若さで世を去った。そのやさしさに貫かれた詩句の数々は、人々の心に広がり始めている。
お礼
明治の方なのですね。 勉強になりました。 あえて使ってあるのかも知れないし、もしくはこの頃は普通の言い方だったのかもしれませんね。 ありがとうございました。
- poohron
- ベストアンサー率59% (574/971)
金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」でしょうか。 であれば、これは#1さんのおっしゃっている「誤植」ではなく 原文通りの言葉遣いになっています。 さらっと読んだだけだったので読みすごしてしまっていましたが、 言われてみると確かにおかしい気がしますね。 文法的にどうなのかは私にはよく分かりませんが、 感覚的にはやはり私も「おかしい」と感じます。
お礼
その詩です。 子供が読み方の練習をしていて、横で聞いていて、「おかしいよ」って注意したら、教科書のままだったので「あれ?」って思って、質問してみました。 回答ありがとうございました。
- M_rt
- ベストアンサー率22% (19/86)
確かにおかしいですな。
お礼
感覚的なものかもしれませんが同じ様に変だと思ってくれる方がいて良かったです。 ありがとうございます。
確かにおかしいと思います。「たくさんの」が正しいと思います。恐らく印刷時の誤植ではないかと思います。先生に指摘しても大丈夫だと思いますが、学校の先生は気付かなかったのでしょうか?
お礼
すばやい回答ありがとうございます。 先生にも機会があればきいてみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
文法的に間違いではないのですね。 勉強になりました。 ありがとうございました。