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きへんの2画目(縦棒)はいつからはねなくなったの?
戦時中の資料に押してある『極秘』のスタンプの『極』の字のきへんの2画目(縦棒)がはねてありました。今ははねずに止めますよね。いつからかわったのでしょか??
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#3です。 うまくリンクできませんでした。 下記トップページから 国語表記の基準 [内閣告示・内閣訓令] 常用漢字表 第2 明朝体活字と筆写の楷書体との関係について ・ 1 明朝体活字に特徴的な表現の仕方があるもの ・ 2 筆写の楷書では,いろいろな書き方があるもの を御覧下さい。 http://www.bunka.go.jp/kokugo/
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- garamond
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デザインの違いです。 明朝体では昔からはねませんでしたが、楷書体では個々の文字により、活字のファミリーにより、印刷字体でも様々でした、 スタンプであればなおのことバリエーションがあり得ます。 戦時中は皆はねていたと言うわけではありません。 現在のPCのフォントはおおむね 1) 教科書体:国の定めた字形によるが、教科書体の見本が存在しない表外字などは、教科書体デザインの筆法を準用して作成してある。 2) 明朝体:常用漢字表に準拠している。 3) 楷書体:明朝体と大幅に違わないようにしてある。 ここで、HG正楷書体というフォントがあると思いますので、御確認下さい。 この書体は旧時代の楷書の筆法をかなり残していて、小学校の書き取りでこの通り書いたらバツになるものが少なくありません。 (案内状、挨拶状などにふさわしく、個人的には好きなフォントです。) 草カンムリは4画で特に左側の半分は横棒が突き抜けていない (┤) ものが大部分です。 「花」の場合、さらに「化」の「ヒ」が「匕」になっています。 問題の「木」ですが、木ヘンははねていません。 ただし「朱」「未」「来」「条」「染」「楽」などでははねます。 このことから、「株」「味」などではねるのは分かりますが、「呆」でははねないのに「保」でははね、「末」「抹」でははねないのに「沫」でははねる、などの不統一が見られます。 これも昔の活字の名残です。 もらった名刺や年賀状で「藤○英○」の「藤」「英」のクサカンムリの真ん中が抜けているからと、明朝体でその通りに作字する前に、本人に確かめた方がいいでしょう。 以前ここでも、「茉莉子」の「茉莉」が旧字体になってしまい、戸籍名の新字体が打てないという話がありました。 少し脱線してしまいました。 試験の答案では木ヘンをはねないのが無難ですが、手書きの場合まで「明朝体の通り」である必要はないと考えます。 #2さんの参考URLにも一部示されている「常用漢字表」の前書きの関連する部分を引いておきます。
- JW500
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学校で学習する漢字は「教科書体」で楷書を基本にしています。 木、来などの縦画のはねは「許容」といって、手書き(特に毛筆) では認められるものです。 詳しくはこちらを 許容については、小学校4年生の書写の学習になっています。
お礼
ありがとうございました。とくに参考URLはびっくりしました。こんなにきちんと文章になってきめられていること、はじめてしりました。
僕が思うに、ただ崩し字で書いただけではないかと。 学校で習うような漢字は、「楷書」というものです。それに対し、「行書」では、多少つなげて書きます。 ワードで、フォントを「祥南行書体」にしてみてください。それもはねているはずです。 今でもそう書く人はいます。 違ってたら済みません。
お礼
ありがとうございました。すっきりしました。
お礼
ありがとうございました。とくに参考URLは大変参考になりました。とても興味深いものでした。