北米大陸と、オーストラリア大陸にはなぜ国家がなかった？

質問

北米大陸と、オーストラリア大陸は、ヨーロッパやアジアのように古くから国家がなぜ無かったのでしょうか？

インディアンやアボリジニの方は住んでいたと思いますが、なぜ国家は出来なかったのでしょうか？

回答No.5

m41

http://f4.aaa.livedoor.jp/~indian/sensijid.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8B
http://www.dinkum-j.com/aborigine.html
http://www.interq.or.jp/tiger/abcabc/aust10.htm
http://www2.odn.ne.jp/cinema/mini/hada.htm

なんか　べたべた張りすぎて余計わかりにくいかも・・・ごめんなさい

まず　何を持って国家と名づけるか　と言うことから始めないといけなと思うのですが。ウィキペディアにも一定の土地または領域と有りますので　そもそも農耕民族で無いと国というものが成り立ちにくいのだと思います。

　北米大陸に関して言えば他の回答者の方も言っている通り国家と言うものは存在しているしインディアン(この呼び方に異論を唱える方も在るとは思いますが）の中にも農耕をしていた種族も居るので酋長や長老を中心とした小規模な国家が在ったともいえると思います。

　歴史のカテなのになんか宗教か哲学みたいな答えをしてしまって申し訳御座いませんでした。

　一方アポリジニはあの広大なオーストラリア大陸に３０万～５０万人しか住んでおらず各部族ごとに狩猟生活をしていて言葉すら通じず現在の人口の1/10にも満たないのですから国を形成したり争いをする必要すらなかったのでは無いでしょうか。

　また両種族に共通することは精霊などを象徴とした自然崇拝により貯蓄とかの概念が無くあくまでも自然と共に生きてきたと言うことです。(アパッチ族等は略奪を生業としていたそうですが）

　特にアポリジニは　長老たちを中心とする政治秩序は厳然と存在していたと言うことなので各部族によるオーストラリア連邦共和国であったとすれば　地球上の国境が全て消え世界が一つとなり適正人口の統率もとれるそんな未来の理想国家地球国(?)を先駆けて形成していたまさに理想郷国家だとも言えるのではないでしょうか？

　地球の国が１つになれば国という概念はなくなると思います。白人入植以前のオーストラリアは国家が出来なかったのでは無く　現代の私たちの遥か先を行く国家の最終形に達していたとも言えると思います。

　歴史のカテなのに何か宗教や哲学のような回答になってしまい申し訳御座いませんでした。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6

回答No.4

nacam

北米大陸と言いますと、メキシコなども含まれてしきいきす。

メキシコや中米諸国には、アスティカやトルティカ、マヤなどの都市国家群がありますから、北米を、アングロアメリカ（アメリカ・カナダ）に限定します。

アメリカの代表的遺跡としまして、「プエブロ・ボニート」が有名です。ニューメキシコ州）

プエブロ・ボニートが発見されたのは、１８４９年で、本格的な調査が行われたのが、１９２０年以後で、衛星などを使って調査したところ、チャコ・キャニオン（全長約２０キロ、全幅１．６キロ）全体を網羅する道路網、灌漑水路などが見つかったそうです。

また、オハイオ州には、「グレート・サーペント・マウンド」と呼ばれる遺跡があります。

これは、アメリカ中部に不思議な塚（キツネ、クマ、ピラミットなどの型をした塚）が沢山あり、そのうちの最も巨大なものが、グレート・サーペント・マウンド」です。
これは、地上からは全貌を見る事ができず、何のために造られたのか、現在もわかっていないそうです。
（全長３６６ｍ、高さ１．５ｍ）

これだけの土木工事を行うには、まとまった国家規模の文化が必要と思われます。

多分、この地には、古代国家が成立していたのですが、木などを利用した建物であったため、遺跡として残らなかったと考える事は、おかしいでしょうか。

アジアの遊牧民は、部族単位で国を造りますが、匈奴などの実態は、漢の資料でしか残っていません。

アメリカやカナダ地区では、記録を残した漢のような存在が無かったため、歴史から忘れ去られたのだと思いたいところです。

オーストラリアでは、進出した人間が少なすぎて、文明と呼べるものが成立しにくかったと思えます。
オーストラリアのアボリジニの人口は、ニュージーランドのマオリの人口の、半分程度だったと言われています。

しかし、オセアニアという事でしたら、ナンマドール遺跡、イースター島が遺跡として有名です。

回答No.3

daidou

こんにちは
興味深い問題だと思います
（さして詳しくは無いですが、こういう事柄には興味を惹かれます）

ヨーロッパ・アジアで国家が形成された状況を考えて見ますと、
ふんだんに水の使える大河の存在
農耕文化の発達による人口の集中と食糧（冨）の蓄積（都市国家の形成）
蓄積された富や農耕地・水利などをめぐる都市国家間の衝突・併合
複数の都市国家の集合体である中央集権国家の成立
とまあ、このようなプロセスであると考えられます（かなりアバウトですが）

北米やオーストラリアにも確かに大河と呼べる河川は存在してはいますが、農耕文化のレベルがさほど高くなく、大規模な人口集中や食料資源の蓄積がなされなかったのではないかと思えます。
逆に言えば狩猟採集による食糧獲得で一年を通じて充分であったため、大規模な農耕を行う必要が無かったのでしょう。
したがって、大人数の集落を形成する必要が無く、農地や水利を争って衝突・併合されるような事も少なかったのではないかと考えられますね。

そういえば南米や中米でも農耕が盛んに行われた地域では、インカやアステカのような国家が形成されています。

回答No.2

noname#118466

ヨーロッパ基準の国家はなかったでしょうが、新大陸には部族の集合体以上に発達した一種の国家や国家連合、帝国に似た大きな版図と権力を持つ国がありました。

北米・・・イロコイ連邦。イロコイ族を中心とする連合国家でアメリカの独立時からしばらくの間、憲法や
国家運営に関して合衆国に大きな影響を与えた言われます。

中米・・・マヤ、アステカ族はヨーロッパ人に王国とか帝国と呼ばれた統治システムを持っていました。アステカの首都を見たヨーロッパ人は当時のヨーロパ以上に整備された町作りと治安の良いことに驚いたといわれます。

南米・・・インカ帝国では一種の社会主義と征服地の緩やかな統治システムが発達していました。

回答No.1

noname#17313

学問的には、分かりませんが、気候風土に恵まれ、気候がよく、食料にも恵まれているので
住み分けがうまく出来ていたのだと思います、
無用な争いをしてまで、奪い取る必要も無かったのでは？。
気候が、おおらかな性格を育てたのでしょう。

北米大陸と、オーストラリア大陸、アフリカ大陸、北海道にも、大昔から人は昔から住んでいたのですから、
それなりの集団として、小さな仕組み、機構はあったはずです。
全て、文明人と呼ばれる欲望の亡者たちが奪い取り、破壊し、歴史から抹殺したのだと思います