• 締切済み

亀裂誘発目地と伸縮調整目地

 一般にRC造の躯体に設けられている目地で 打継ぎ目地、構造スリット、飾り目地、水返し目地以外はすべて 亀裂誘発目地=伸縮目地だと思っていたのですが、 最近違うような気がして、ネットで調べてみたら   確かに別の意味を持つことは知ったのですが、  部位的な所まではわかりませんでした。    亀裂誘発目地=壁  伸縮調整目地=スラブ なのでしょうか? ご存知のかたどうか無知な私に教えて下さい。 よろしくお願いします!  

みんなの回答

  • no009
  • ベストアンサー率40% (109/269)
回答No.8

>タイルは伸縮 と思います。 >土間は誘発 土間コンの場合は、伸縮目地と誘発目地が両方存在するときもあります。 大きな土間コンの場合、打設後、カッター目地をよく施工しますが、これはクラック誘発目地。 大面積の土間コンを分割して施工する場合、打継ぎ部を利用して(全断面欠損して)そこに緩衝材を入れて打継ぐときは、誘発目地。(すいません。この文は省略しすぎて理解しにくいと思います。)

marffin
質問者

お礼

 再度、ご回答頂きありがとうございます! <大面積の土間コンを分割して施工する場合、打継ぎ部を利用して(全断面欠損して)そこに緩衝材を入れて打継ぐときは、誘発目地。                           ↑                         伸縮目地ではないのですか? 重ね重ね質問返しで申し訳ないですが、 この疑問が解消したらこの質問を締め切ろうかと思っています。 お手数ですがよろしくお願いいたします!

  • no009
  • ベストアンサー率40% (109/269)
回答No.7

クラック誘発目地は、断面の一部を欠損し、そこに乾燥収縮応力を集中させ、乾燥収縮クラックを目地内に生じさせようとするものです。 伸縮目地はコンクリートの熱膨張圧を逃がすためのものです。 コンクリートは鉄とほぼ同じ線膨張係数を持っています。つまり、鉄道レールと同じ割合で伸びます。 熱膨張圧は相当な強さになりますので、周囲を拘束されている場合は周囲の構造物を破壊して膨張しようとします。その膨張圧を逃がすためにコンクリート断面をすべて切り、緩衝材を充填します。 陸屋根の防水押さCONや外構土間CONなどで使用されます。 タイルの目地はモルタル下地から切断(タイル仕上げすべて切断)しますので、伸縮目地になります。 直射日光の当たるタイル面の熱膨張の動きと内部のコンクリートの熱膨張の動きが同じであれば、伸縮目地の必要はないのですが、熱伝道率や熱容量などの影響で動き(温度)が異なります。タイルおよび下地が熱で伸びようとする量そのものを小さくするために伸縮目地間隔(単位長さ)は小さくする必要があります。 躯体コンクリートの誘発目地位置にタイルの伸縮目地を一般的には合わせますが、タイルの目地は伸縮対策が主目的と思います。 つまり、クラック誘発目地は一部欠損、伸縮目地は全断面欠損(しけければ意味をなしません)です。

marffin
質問者

お礼

 新たな表現で、とても興味深く読ませていただきました。 なるほど、誘発=一部  伸縮=断面 ですか! ということは、タイルは伸縮 土間は誘発 でいいのでしょうか? ご回答ありがとうございました!

  • tamao-chi
  • ベストアンサー率52% (457/875)
回答No.6

ちょっと#4での回答に疑問点があるので・・・。 まず、亀裂誘発目地はなぜ入れるのか?を考えてみましょう。 言葉の通り亀裂が入りそうなところにでたらめに入らないように目地棒を入れてひびが入るようにしますよね? ではどんな所に入れるのか? 柱と壁の取り合いや開口部などです。 構造が変わり、地震などで力が弱い所に集中するような場所です。 伸縮調整目地は同じ構造がずっと続いた所に外気や日光が当たって構造物が伸縮し破壊を起こすのを防ぐためです。 では土間を考えて見ましょう。 同じ構造ですから伸縮目地と考えて良いと思います。 タイル目地 同じ構造です。伸縮目地でしょう。 但し、打継部や躯体の誘発目地が必ず絡みます。 躯体に誘発目地を入れているのにタイルに入れないのでは意味がありません。 その為打ち継や誘発目地の上部にはタイル目地が必ず来ます。その為、この部分はある意味亀裂誘発目地を兼ねているとも言えるでしょう。 それ以外にも伸縮目地を入れているはずです。 タイル目地でシーリングを使うのは水が挿すのを防ぐためです。

marffin
質問者

お礼

 お礼が遅れてすみません。 様々な見解があるようですね。 誘発目地は開口部、柱・壁の取合いがない壁にも入りますよね。理論的には伸縮目地ですか? <打ち継や誘発目地の上部にはタイル目地が必ず来ます。その為、この部分はある意味亀裂誘発目地を兼ねているとも言えるでしょう。 それ以外にも伸縮目地を入れているはずです。 なるほど!確かにそうですね。 ご回答どうもありがとうございました!

  • sannou
  • ベストアンサー率27% (12/44)
回答No.5

marffin 06さん、始めまして。 とりあえず、現場打ちコンクリートの場合のお話をします。 基本的にコンクリート躯体は、ひび割れをしない前提です。 なので、長い壁面や別の構造体の場合は入れるときがありますが、たいてい入れません。 外壁のタイルなどに入っている縦のコーキング目地は、タイルとコンクリートの伸縮が違うため入れています。 ヨコメジですがあれは、打ち継ぎと言って、上下階のコンクリートのつなぎ目です。なので、防水をする為の溝と、仕上げタイル面の伸縮目地と、同じ所に持っていっています。

marffin
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました!

marffin
質問者

補足

<外壁のタイルなどに入っている縦のコーキング目地は、タイルとコンクリートの伸縮が違うため入れています。 ヨコメジですがあれは、打ち継ぎと言って、上下階のコンクリートのつなぎ目です。  はい、それはよくわかっているのですが <仕上げタイル面の伸縮目地と、同じ所に持っていっています。 仕上げタイル面の目地は、伸縮目地ではなく、亀裂誘発目地ではないのですか?というところが知りたいのですよ。

  • mighty777
  • ベストアンサー率63% (51/80)
回答No.4

よく、タイル目地や廊下バルコニーの土間目地や、柱と壁の入り隅目地等も伸縮目地といってたりするのでとても混乱します。 上記の目地はシーリングを行うので、伸縮目地ではなく、誘発目地ということでよいのでしょうか? →誘発目地です。 しかし、現場の職人さんは使い分けていないのが現状です。 職種で『目地』の用途が異なるので、誘発目地=伸縮目地と混同することになります。 建築系の型枠大工に目地と言えば誘発目地を考慮し目地棒を入れます。 土木系の型枠大工に目地と言えば伸縮目地を考慮し目地材の設置方法を考えます。 こういった場合は職人に指摘するのではなく『雰囲気』でどちらを言っているのか汲み取ってあげるのが監理側です。^^ 職人に指摘すると気分を害される方は多いでしょ。^^職長や番頭さんとか特に・・・ よって、若い監督は混同、混乱するケースがよくあります。 誘発は 中  伸縮は 間 ということですね!? →OKです。^^ 縁が切れても支障のない構造物にはいるのが、伸縮目地なら シーリングを行う目地は伸縮目地ではないということでよいのでしょうか? →OKです。 しかし、前述したとおり、職人に指摘するのはよくないと思いますよ。^^ いかがでしょうか。^^

marffin
質問者

お礼

 おー!納得です!(^^)! 申し分のないご回答、アドバイスですね! 今までの様々な場面と照らし合わせたうえで すべて辻褄が合い、疑問が解消されました。 前述の目地を疑いもなく、誘発目地と言い放っていたので良かったです(笑) 勉強になりました。 どうも有難うございました!<(_ _)>

  • tamao-chi
  • ベストアンサー率52% (457/875)
回答No.3

#1の方の通りですが、追加すると伸縮調整目地は擁壁以外にも間知ブロック(間隔は延長10m程度毎)や土間コンクリート、スラブ上の仕上げモルタル(2,3m程度)などにも入ります。 イメージとしては長い又は広い、縁が切れても支障のない構造物に入ります。

marffin
質問者

お礼

 こんにちは! イメージとしてはわかっているのですが、 #1さんへの補足にもあるように混在してしまっているので補足させてください。 ご回答ありがとうございました!

marffin
質問者

補足

 縁が切れても支障のない構造物にはいるのが、伸縮目地なら シーリングを行う目地は伸縮目地ではないということでよいのでしょうか?

  • mighty777
  • ベストアンサー率63% (51/80)
回答No.2

#1です。幼稚な絵になりますが・・・補足です。 <亀裂誘発目地> ■が誘発目地設置位置・・・壁の中にあります。 壁壁壁壁壁■壁壁壁壁壁 壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁 <伸縮調整目地> ■が伸縮目地設置位置・・・擁壁と擁壁の間にあります。 擁壁A擁壁A擁壁A■擁壁B擁壁B擁壁B■擁壁C擁壁C擁壁C

marffin
質問者

お礼

 わざわざご丁寧にありがとうございます! 誘発は 中  伸縮は 間 ということですね!?

  • mighty777
  • ベストアンサー率63% (51/80)
回答No.1

<亀裂誘発目地> 壁等に設置するもので、意図的に壁厚を薄くし(目地棒を設置)クラックを集中させます。 ご存じかと思いますが、この部分にはシーリングを行います。 よって、構造物は結合されているということです。 <伸縮調整目地> 一般的に外構等の土木構造物に使用されることが多く、温度変化によるコンクリートの収縮を調整しています。 この部分は構造物と構造物の間に『目地材』という瀝青質、ゴム系、発泡系の伸縮する部材を使用します。 よって、構造物は結合していません。 細かく説明すると長くなりますので、イメージをつかみやすくする感じで記載しました。 いかがでしょうか。

marffin
質問者

お礼

 こんにちは! 早速のご回答ありがとうございます。 イメージはとてもつかみやすいですね。 構造物が結合されている、いないの表現は納得です!

marffin
質問者

補足

 よく、タイル目地や廊下バルコニーの土間目地や、柱と壁の入り隅目地等も伸縮目地といってたりするのでとても混乱します。 上記の目地はシーリングを行うので、伸縮目地ではなく、誘発目地ということでよいのでしょうか?

関連するQ&A