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ジャンカ

初めての質問になりますが、 先日、RCの住宅で平屋建ての躯体を打設しました。 しかし、設計事務所の構造担当者の支持により、立上りの躯体にも関わらず、スランプを15に指定してきました。 私は、スランプ15ですか~と言った所いつもやってますからと言い返されそのままスランプ15で打設しました。 その結果、躯体がジャンカだらけになってしまい、開口部廻りは貫通している状況になりました。開口部は散々叩いたのですが、コンクリは落ちませんでした。 通常、基礎にあってはスランプ15でも構わないと思いますが、立ち上がりに関してはスランプ15というのはワーカビリティーを考えたスランプなのでしょうか? 確かに叩きは甘かったのですが。 私は、今まで躯体に関しスランプ15では打設した事がないので正しかったのかわかりません。 色々調べましたが、立上りでのスランプは18が適正だと なっていました。 ちなみに躯体は、壁構造で鉄筋が縦横共D13@200 巾止めD13@200千鳥になっています。 どうか正しい判断をお聞かせ下さい。

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noname#65504
noname#65504
回答No.3

質問者は施工業者のようですね。 きちんと減水剤等を用いたコンクリートならスランプは18が多いですね。 15は土間コンなどで使用することが多いです。 でも15でも違反といことにはならないと思います。 質問者は施工業者だと思われますが、原因を追及してどうしようとしたいかによって、回答すべき内容が変わると思います。 今後の参考にしたのでしたら既にあるような回答や#1さんの回答で紹介されるようなもので、勉強してくださいということになります。 設計者の責任を追及したのならかなり困難です。 スランプ15とすることは少ないと思いますが、違反ではないでしょう。 施工法などの諸条件やジャンカの発生具合が詳細に記せないこのようなところで質問するよりも、きちんとした学術的に証明できるような専門家と法律の専門家の所に行って相談した方がよいです。 なぜなら、瑕疵の原因が設計者の指示によるものと考えられるとしても、瑕疵に対して第1に責任を負わなければならないのは施工業者というのが普通だからで、それをひっくり返すにはそれなりの証拠が必要だからです。 事前にスランプ15がおかしい思って、設計者に確認をしているようですが、この時点でもっと議論しておく必要がありましたし、必要な工法などを指示してもらう必要がありました。 スランプなどは発注者と交わした設計と設計図書記載事項ですので、契約条件の1つです。だから、業者が勝手に変更することはできません。勝手に変更したら契約違反となります。 変更する際には発注者の許可を取る必要があります。 但し建築の発注者は素人なので、建築士に確認を取る必要があります。 以上のような状況で、業者に選択肢はないような状況ですが、一般に建築士の指示に従って発生したものでも、施工者が責任を取ることになっています。 特に住宅の場合、壁のように構造上重要な部分なら、品確法により発注者に対しては施工業者が瑕疵担保責任を行うことが明記されていますので、施工業者は品確法により責任を逃れません。それが設計上の瑕疵であってもです。 また、一般的に設計者の指示に従って行ったことでも、施工業者が瑕疵担保責任を負うというのは、たしか旧四会連合の瑕疵担保責任の考えでありましたので、一般論として責任を追及するのは難しいです。 すなわち原則として判断が正しいかどうかは関係なく、作り上げた作品に対しては施工業者が責任を負うということです。 今後は、おかしいと思ったことについては質疑を挙げるだけでなく、きちんと議論をして、それでも納得できないけど建築士が折れてくれないので従わざるを得ない場合は、そのことについて責任の所在は建築士にあるということを一筆もらっておくことをお勧めします。

noname#22054
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 施工業者の責任だとはわかっているのですが、 構造の担当者に一方的に言われたので、 通常のスランプはどうなのかと確認を したかったのです。 これからは、二度とこのような事がない様 管理していきたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#45516
noname#45516
回答No.2

 綺麗な打ち放しを仕上げようと思ったら15という結論にはなりませんね。現場を知っているのか疑問ですし「いつもやっている」のが基礎か、躯体か、幅がいくらか、タイル後張りなのか、分かりませんね。  スランプ15でダブル配筋でしたら、壁厚25は欲しいところです。  最後に責任を取るのは設計事務所ではなく施工会社ですので、机上の空論に付き合わないように注意するべき問題ですね。

noname#22054
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 誰が責任なのか机上の空論にならない様、 慎重に対処したいと思います。 ありがとうございました。

  • altosax
  • ベストアンサー率56% (473/830)
回答No.1

こんにちわ 私はこの本の著者である岩瀬 文夫 先生の講座を受けたことがある者です。 岩瀬先生もコンクリート性能維持のためにはワーカビリティ優先の18には非常に憂慮をしている論者でしたので、多分「設計事務所の構造担当者の支持により」というのは岩瀬コンクリート論支持者の構造の先生ではないでしょうか? >確かに叩きは甘かったのですが。 そうなんですね。きちんと突いて叩いて15を守るべき、というのが「本当のRC品質」を主張する岩瀬氏を中心とした品質維持重視者の考えだと思うのですが、管理と監理がルーズだとジャンカになって当然(だから18を使うのが普通。ゆえに岩瀬イズムではRC性能が満足できないのだという論理)なので、おそらく問題の工事は構造設計者はきちんと突いて叩く現場管理を前提に強固なRC性能を設計者の責任として果たそうとしたけれど、現場を担当した施工管理者がそのことを理解できない人材だった、というのがおそらくの真相で起きた結果ではないかと推測されそうですね。 お心当たりはありそうですか? どんな形態(人間関係、契約関係)で現場が成り立っているのかが鍵になりそうに思いますが、スランプ15にふさわしい現場管理と、設計事務所の監理(多分意匠担当者が監理者になっていると思いますので、構造担当者が15にしたから非常に念入りにしなければ、という観点が不足していた可能性もあり得ると思われます)ので、せっかく非常に良い家にするための指定で硬いスランプにしたのに、どこでどうジャンカが起きて当然なゆるゆる工事と同じ施工方法をしてしまったのか、そういう管理&監理になったのか、ということをご確認になってみてはいかがでしょうか?

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4822224120/250-8554159-7535452?v=glance&n=465392
noname#22054
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 叩きの職人が、何度も叩いて入らなかった結果に 対して、現場監督に空洞の状態になっているという 報告がなされていなっかたのが現状です。 また、設計監理者も打ち込みには立ち会っていました。 設計監理者と同時に施主なのです。 設計監理者はあまり構造に関して知識がなく 構造の担当者の言いなり状態なのです。 しかし、こうなった以上は信頼を回復し、満足して いただける様最善を尽くして頑張ります。 ありがとうございました。

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