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どうして多い人、少ない町とは言うことができないのか、説明して下さい。
形容詞について勉強しています。どうして「多い人、少ない町」と言うことができないのかの説明に困っています。感覚的には「多い人」の説明については「人が多い」といった言い方をすると思います、この場合は人が存在することで多いが形容詞として使われると思います。 「少ない町」の説明については「人が少ない町」という言い方にして「人が少ない」が町の属性にあたると思います。私の解釈はこのようなところですが、回答に自身がありません。具体的な参考例などを交えて説明していただけると助かります。よろしくお願いします。
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多いあるいは少ない何々と言う名詞句(働きとしては名詞)が 何々の個々を指すのか集団を指すのか文章から特定できない場合は 使えませんが、特定できる場合は使えます。 「貧しい国に多い犯罪者はたいてい深刻な事情を抱えている」 「「少ない町」の説明については「人が少ない町」という言い方にして「人が少ない」が町の属性にあたると思います。」 これは単に「人が」が欠けてはならないというだけで、 もちろん正しい認識です。
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- millennium-man
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「多い」「少ない」は「大きい」「小さい」と違って、割合を表す言葉であるということができます。つまり、ある範囲の中での多少を問題にしているのです。従って対象になるもの、範囲を明らかにしておかなければなりません。 「多い病気」とは言えないけれど「子供に多い病気」と言えるのは「子供に」という範囲を表す言葉があるからです。 「人が少ない町」の場合も「人が」も範囲だと考えてもいいのではないでしょうか。 「大きい」「小さい」のように二つのものを比較した形容詞とは違うのでは。。。。。。
お礼
具体的な説明ありがとうございました。範囲をあらわす言葉というのが鍵ですね。どうもありがとうございました。
- sicco
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というか、言えるんじゃないですか。 「多い人」、「少ない町」、どちらも言えます。 ただし意味としては、その人や町そのものではなく、それらが持っている何かが多い、少ない、という方が強くなるわけです。 ここは、日本語の「慣習」として理解すべきではないかと。 そしてそれが何かを示すために 「病気の多い人」「子供の多い人」「突然怒ることの多い人」、 「事故の少ない町」「警官の少ない町」「電信柱の少ない町」、 といったように形容詞の前に名詞+助詞の副詞句をつけるのが一般的になっているのだと思います。
お礼
早急の回答、どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。
- bitsu
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一般人の参考意見として聞いて下さい。 「多い人」は確かに言いいませんね。 というのも「多い」は形容詞でも例外的な位置にあるんです。 普通形容詞の働きは 「名詞の修飾語となるまたは述語となりえる」 ですよね? 「多い」に関しては例外で、 「多い」を「多く」の<名詞>に変換して、 <名詞>+「の」+<名詞> という形で使用するのが正しいみたいです。 今回の例でいくと「多くの人」 ってな具合です。 他にも例外的な形容詞として「遠い」とか「近い」 がありますが使用例としては「多い」と同等です。 「少ない」については、こちらはちょっと自信がないのですが、 普通に使えると思っていたのですけど。。。。^^; 新聞とかでも「少ない専門医」とかいう記述で でていましたし。 すみませんご参考までに。。。。
補足
早急の回答、ありがとうございました。参考にさせていただきます。学習者にとってはbitsuさんのような協力者がいるととても心の支えになります。どうもありがとうございました。
お礼
とてもわかりやすい説明でこの2つの表現の仕方がわかりました。どうもありがとうございました。