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文章の添削のあり方(どこまで修正するべきか)
「社内報」みたいな「会報誌」というか、新聞の編集を担当することになりました。 そのイベントに参加した人にお願いして記事を書いてもらって、写真を足したりして編集し発行するということをしています。 私は、いただいた原稿の誤字脱字、文脈が変なところと「てにをは」ぐらいを修正しました。 発行前に、経験者や上司に見てもらい、印刷許可をもらうのですが、先日「第1稿」を提出すると、 「記事と感想文は違う、書き直せ」といわれました。 中でも、 だれでも講習に参加するだけで修了証が発行されるイベントで、一番悪戦苦闘していた方に記事を依頼したのですが、 「この『参加者感想』には『最後までうまくいかなかった』と書いてある。うまくいかなかった人にも修了証を発行していることを公表するのはどうかと思うから、『最後はうまくいった』に書き直したほうがよい」 といわれました。 記事を書いた人からは「好きなようにいじってくれていいから」といわれていますが、私の中ではかなり抵抗があります。 なんか、「添削」じゃなくって「検閲」みたい。 「本当のこと」と「体面」と。 上司のいうことも、理解はできるのですが… 以前私も、ここに記事を提出したことがあったのですが「あれ?こんなこといいたかったんじゃなかったんだけどな」みたいな違和感を感じたことがあり、 その原因の一端がわかった気がします。 でも「できなかった」を「できた」に変えると…今後記事の依頼がしにくくなる気がします。 皆さんならどうしますか? 少なくともあと1年(計8号分)担当しなきゃいけなくって、その1号からこんな具合で、正直めいっています。
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質問者が選んだベストアンサー
社内報を以前担当していました 社内報を発行する意味合いとして、 ・普段は顔を合わせないような部署の社員のことを知ることが出来る ・会社がどのような行事をしているのかを伝える ・社としての大まかな動きを知らせる等々 ありますが、社員の交流の「場」として重要なポイントです 今回の質問者さんのケースですと、講習会は会社が出資して希望者が受講という感じでしょうか そうだとしたら、会社としては一人でも多くの方に参加して欲しい訳です そう考えてみれば、「最後までうまくいかなかった」と書いてあったら、他の社員の方々の興味が削がれる結果になってしまいます 「最後はうまくいった」と書き換えるのに良心の呵責を感じるのでしたら、「誰でも参加出来るイベントだが、内容は濃くて難しかった。他では体験出来ないことなので、参加出来たことはとても参考になった」等、言い回しは色々とありますから、工夫してみて下さいネ
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- star81
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>記事と感想文は違う >「添削」じゃなくって「検閲」みたい。 客観的か主観的であるかの物事の見る目の違いだと思います。 >「本当のこと」と「体面」と。 本音と建前の違いですよね。 >皆さんならどうしますか? 「自分では最後までうまくいかなかったと思ったが、終了証を発行されたことに正直驚いています。運がよかったのかもしれませんが、やはり『だれでも講習に参加するだけで修了証が発行される』というのは本当なんだなあって私が証明してしまいました(笑)」 或いは最後の部分を ・・・本当なんだなあって思いました。皆さんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか? のように書き直してみてはいかがでしょうか? 少し客観的な立場にたって書けばいいと思います。
お礼
ありがとうございます。 こんな年になって、こんなところで、日本語の難しさをかんじました
- zap35
- ベストアンサー率44% (1383/3079)
社内報などの記事は目的や方針を持って掲載されます。それは例えば ・会社上層部の個々人の顔や考え方を記事を通じて見えるようにする ・会社の製品や技術を社員全員に周知する ・社内で行われたイベントを参加しなかった社員に紹介する ・社員や家族を順番に紹介する などです(もっと色々あると思います) 社内報を読んだ社員が「うちの会社はこんなすごいこともしてるんだ」などと会社に誇りや驚きを持ってもらえるように書くわけです。 これらの目的に沿わない記事はNGだと思います。 質問者さまが「添削」ではなく「検閲」と感じたことはある意味では正しいです。 でも私は今回のケースは「改ざん」ではなく「構成」「推敲」の範疇だと感じます。「講習会が開催され無事終了した」ことを知らしめる記事ですから、「最後までうまくいかなかった」人だけを取り上げて掲載するのはアンフェアで論旨が一貫しません。実際には「うまくいった」人の方が多いのではないですか? 記事の素材を「以下に目的に沿った記事に仕上げるか」が編集担当の腕の見せ所ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 たしかにほとんどの人が何事もなく終了していて、「記事」にはそのように書いていただけに、「感想」に修正が入ることが、なっとくできなくて。 がんばってみます
- slotter-santa
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私の経験則上ですが・・・ 雑誌とかもそうだと思いますが、社内報みたいなものはその社内報が求めている狙いというのがあります。 勿論、「苦労話を書いて貰って高揚を狙う」というのはある意味正しい考えだと思います。「何事もなく上手くいきました」では読みたくなくなりますしね。 ただ、会社としては、「ずっと苦労したけど最終的には上手くいった」という形にするのがなおよい、ということでしょうし、目的にもそぐうということでしょう。 原稿を依頼するときにも、「社内報の目的に沿った形で、かつ、面白そうな原稿を書いてくれそうな人」に依頼するのがいいでしょう。場合によっては、「そうなるかもしれないよ」というくらいの話ははじめからするのがいいかもしれません。私の場合はそうしてました。 慣れるまでは大変ですよね。会社の中には色々な考えの人がいますから、苦労も人一倍かもしれません。それでもたとえ社内報であれ出来上がった時の喜びは何物にも変えがたいものがあると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。まだ発行にはこぎつけてませんが、がんばります
お礼
ありがとうございます。 いいかんじの「言い換え」ですね。 これなら、あまり良心が痛まずすみそうです