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先天性の低血糖症について
低血糖症の治療法や対策について教えてください。1才の乳児で食が細く、食に対して興味がないようなので、「食べて予防する」ことができません。つい先日も痙攣を起こして救急車で運ばれました。数時間おきに血糖を計ってはいるのですが、、、 予測の目安や何か血糖がさがっていくサインのようなものはないのでしょうか? いろいろ調べてはいるのですが、高血糖の人のインシュリンの過剰摂取による低血糖はよくあるのですが、先天的なものに関しては情報がとても少ないように思います。また関西で専門医があれば教えてください。
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先天性の低血糖を招くものとして、糖原病が知られています。これは糖原貯蔵症という遺伝性疾患です。正常な場合、摂取した糖はグリコーゲンという肝臓に蓄えるタイプのエネルギー源の形に変えられます。また、必要に応じてグリコーゲンをブドウ糖に再変換してエネルギーとして用いるのですが、糖原病ではこれらの変換・再変換に関係する酵素のいずれかが、或いは複数が欠けているために必要量以上のグリコーゲンが沈着してしまうという状態が起こります。すると、当然血液中に保たれるはずのブドウ糖の量が減少し、低血糖症状となります。 ryu-ryuさんのお子さんの場合、1歳児ですネ。本来は24時間を通して、4時間ないしは6時間おきに火を加えないトウモロコシデンプン(コーンスターチ)を与えるのもよいのですが、症状が急を要する場合などは胃チューブでの炭水化物液剤を24時間強制注入することも行われます。 もう一つの先天性低血糖の原因としては遺伝的果糖不耐性症が挙げられます。この場合、果糖が体内で代謝されるときの分解産物が蓄積することによってグリコーゲンの合成やブドウ糖への再変換が阻害されるものです。この場合は果糖を含むものやショ糖(分解すると果糖ができる)を含む食べ物を少しでも摂取すると低血糖状態となります。 この場合、食事から果物類、グラニュー糖等のテーブルシュガー類、ソルビトール(代用糖類)をすべて除去することが大切です。 いずれの場合でも低血糖の発作が起こった場合、すみやかにブドウ糖補給を行うことが大切で、それによって血糖値を維持することができますので、常備してください。 ryu-ryuさんのお子様がいずれのケースに診断されたのかによって異なりますが、前者の場合、気分が悪くなる・機嫌が悪くなるなどの前触れがありますし、後者では食べ物をチェックすればわかります。 とりいそぎ、ご参考までに。 以上kawakawaでした
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- clutch
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先天性の低血糖ですか? 原因となる疾患がを持っているのかどうかわからないのですが、そっちのほうの検索などはされているのでしょうか。そういうものではなく、ケトン性低血糖と呼ばれるものでしたら、食べるものを高炭水化物を心がけ高脂肪食を避けるのが一番だと思います。寝る前におやつを与えるなど空腹の時間が長くならないようにすることが必要ではないでしょうか。食べないのでしたら砂糖水だけでも飲ますことなども考えたほうが良いかもしれません。そのあたりは小児科の先生にご相談ください。 1歳ということで難しいかもしれませんが、低血糖のときは顔色が白っぽいとか、ボーっとしているとかいったことがやはり特徴でしょうか。
お礼
ありがとうございます。早速ケトン性低血糖症で検索してみましたが、やはりそっちではないようでした。でもおっしゃるとおり、空腹時間が長くならないように努力しようとおもっています。
直接的な回答ではありませんが、以下のサイトが参考になりますでしょうか? 1.http://hatori.or.jp/dmkensachi1104.htm (糖尿病における検査値の見方) 低血糖に関しては以下の参考URLは如何でしょうか? ご参考まで。
お礼
参考URLに早速アクセスしてみます。ありがとうございます。
お礼
大変丁寧な説明をしていただいてありがとうございます。実は総合病院で治療中なのですが、そちらでは膵臓に問題があるようだという見解で、今ひとつ原因がはっきりとはわからないようです。質問しても曖昧な返事しか帰ってきません。kawakawaさんのご意見を読むとわたしとしては後者のような気がするのですが。 そこでできればもう一つ伺いたいのですが、後者の場合、血糖値を上げようと思ってお菓子類を食べさせるのはいけないのでしょうか?お菓子はアイスクリームやジュース、スナック菓子などです。お礼を書くべき欄にまた質問を書いたりしてすみません。 でも本当にご回答いただいて感謝しています。