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生活保障年金の受け取り方
父親がガンでなくなり、日本生命の死亡給付金(100万)及び生活保障年金(120万×10年間)を母が受け取ることとなりました。 契約者・父、被保険者・父、受取人・母の保険です。 相談したいのはこの年金の受け取り方です。 営業員が言う事には、 「受け取り方には一括・据え置き・年金の3種類がある。 年金として受け取ると毎年母に所得が発生し税金の対象になる。 一括だと総額は1割減になるものの、相続税の対象にしかならずしかも相続人が3人なので1500万円までは非課税となり税金は一切かからない。おすすめはこちらだ。」 母は現在74歳の年金生活者、ただちに受け取らないと生活に困るわけではありません。 現在のままの収入だと、所得税、住民税は非課税で健康保険料もかなり安くなる予定です。そのうえ扶養家族として私達の世帯に入れられるらしく、うちの税金もいくぶんかは安くなるそうです。 気持ちは「一括の受け取り」に傾いていますが、上記以外のメリット、デメリットがあるのでしょうか? 是非アドバイスお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
一括受取と据え置きは税金的には同じです。 生活保障年金が120万円であれば毎年発生する雑所得は色々な控除によって軽減される可能性もあるのでそれほど問題ではないかなと思います。 一番の問題はお母さんが質問者さんの扶養家族にできるかではないかと思いましたがどうでしょう?生活保障年金の他に公的年金も受け取られると思います。全収入を考えて扶養に出来るのならそれが一番メリットがあります。 生活保障年金を毎年受け取ることで扶養に出来ないのなら一括受取りが良いかも・・。すぐに現金が必要でないのなら据え置きにしておきます。多分最大10年間据え置き出来ますし、据え置き利率は0.1%(不確かなので確認ください)でこの利息については税金(源泉徴収)かかりません。必要な時に一部でも全額でも払い出しが出来ます。 据え置きを選べば一括受取と同じように全額相続税の対象となりそれで課税関係は終わりです。勿論据え置き金額は一括受取と同じ1080万円です。 なお、据え置き金はお母さんの財産ですから、もし据え置き中にお母さんが死亡された場合、現金と同じような扱いの相続財産になりますのでご注意ください(保険ではないので非課税控除はない)。 横に逸れますが、生活保障年金で受け取れば得にはなりますが、一括受取りで損するのではありませんよ。 生活保障年金を受け取るための保険料(支払ってたお金)は一見すると安いんです。例えば生活保障年金120万×10年間=1200万円ですが、一括受取にすると約1080万円。定期保険(一括受取り)の1080万円とほぼ同じ保険料です。1200万円の定期保険より安いんです。なので、もともと同じ保険料ですから一括受取りで損はしません。 保険会社は年金受取の原資1080万円を10年に亘って運用しつつ120万円づつ払うだけですから、120万円を払わず得をするのではありません。お客さんが保険金の受け取る権利を今行使するか10年間行使するかだと思ってます。
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- kirarasix
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据置利率は現在のところ、当初0.01%、2年目以降0.05%、5年目以降0.1%です。 利率は変動しますので、市中金利の動向によっては上がるかもしれません。 据置制度はペイオフの制限を受けず、利子課税も受けないうえに(厳密には利子は雑所得になりますが、ごくわずかでしょう)、引き出し自由ですからうまく活用なさってください。 ただしいったん引き出すと、再度据置金として預け入れることはできません。 数年そのまま使うあてがもしなければ、二月に予定利率が上がって利回りがよくなった各種の一時払保険を活用されるのもよいかと思います。 この場合は、もう一度保険のかたちになるわけですから、もしも使い遺した額があれば保険金としてふたたび非課税枠がつかえるようになります。
お礼
ありがとうございます。 据え置きは今まで考えた事がありませんでした。 みなさんのアドバイスをもとに母とよく話し合ってみます。
- kanandyou
- ベストアンサー率26% (9/34)
>気持ちは「一括の受け取り」に傾いていますが、上記以外のメリット、デメリットがあるのでしょうか? >是非アドバイスお願いします。 保険会社にとっては大きなメリットですね。 なぜなら、トータル1200万円払うと約束していたものを、10%カットして払えばいいのですから・・・。
お礼
ありがとうございます。たしかにそこがひっかるんです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど!!!とてもわかりやすく教えていただいて感謝します。 父が母のために残したお金、母から「全くわからないから手続はまかせる」と言われ受け取り方によって損をさせては・・・とものすごく引っかかっていたのです。 本当によくわかりました。 すっきりしました。