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ロマン派音楽について
私は今高校生で、タイトルの通りのことをレポート(10枚程)に調べて提出する課題を音楽の授業で出されたのですが、 このことについて詳しく説明されたサイトや、具体的にどの様な事おさえる、あるいは気をつけて書けばよいかをお教え下さい。よろしくお願いいたします。
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ひとつの様式を、年代的な盛衰で論じるか、あるいは技術的な成果と みなすか、はたまた一曲の途中で偶発したと考えるべきでしょうか。 以下は、わたしが高校時代から暖めている仮説です。 たとえば、ベートーヴェン《ヴァイオリン協奏曲》を聴いてみると、 どうも第2楽章あたりから、古典様式が変貌しているようです。 ただ一人“楽聖”と呼ばれた作曲家が、ロマン派の戸を叩いたのです。 協奏曲の“王者”と呼ばれるこの作品は、あたかも疲れはてた王者が、 回想に身をゆだねるように(数種の)カンデンツァが付加されます。 のちに、つぎのような文章にめぐりあいました。 ── ベートーヴェンの古典的な時代を燦然と閉じる作品97《ピアノ 三重奏曲 変ホ長調〔大公トリオ〕》の楽譜に“三月三日三重奏曲” “一八一一年三月二十六日完了”と書き込んでいる。このあと秋、テプ リッツから帰ると奔流の如き勢いで《第七交響曲 イ長調》にとりかか る。この間四月から秋までの間本格的な作曲活動の跡はみられない。 ── 小松 雄一郎・編訳《ベートーヴェンの手紙 19820118 岩波文庫》 ここに挙げられた数曲に代表作“運命”を加えて、年代順にならべて みると、たしかに大きなうねりが感じられます。 ハイドンやモーツァルトになかった、何かが噴出しているのです。 18061223 初演 《ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 》 18081222 初演 《交響曲第5番ハ短調Op.67“運命”》 18110303-0326 作曲《ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.97》 18131208 初演 《交響曲第7番イ長調Op.92》 18140411 初演 《ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.97》 ロマン派音楽の偉大な申し子は、超絶技巧の名人や名人芸的な指揮者 であり、近代音楽の開幕に欠かせない存在でした。一方で、欺瞞的熱狂 とみる風潮もあり、サルトルやプルーストも無批判に迎合しています。 のちの人々は、音楽に麻薬のような依存性をみとめ、芸術家の非日常 への堕落を恐れました(↓)。いまや化石となってしまいましたが……。 ── 諸井 三郎《ロマン派音楽の潮流 19520920 創元文庫 1956 新潮文庫》
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- Ta595
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こんにちは。 レポート10枚はきついですね(笑) とりあえず,概略としてはこんな感じです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%B4%BE%E9%9F%B3%E6%A5%BD 主要な作曲家の経歴や作品なども,リンクからたどれるようになっていますので,参考になると思いますよ。 こちらの書き方はもう少しやさしめです。 http://www.geocities.jp/hukuhuku_pii_623/kanntannonngakusi.htm どうまとめるのがよいかは,先生次第でしょうから,なんとも言えません。 私が先生ならば,調べた事をただ並べるだけではなくて,実際に曲を聴いた質問者さん自身の感想があったら,とてもうれしいです。他の勉強もしないといけない中,そんな時間的余裕があるかどうか分かりませんが(笑) もしも誰かご存知の作曲家がいらっしゃるなら,その人の生涯の出来事とその時々の作品を並べて出来事と作品の雰囲気を比較したり,というのも面白そうですね。 頑張ってください!
お礼
お礼が遅れすみませんでした。 確かに時間に余裕がなく大変でしたが、おかげで無事に提出できました。 ご回答有難うございました。
バロック(歪んだ真珠の意)音楽から移行したその時期の旗手に挙げられるロマン派はまずベートーベンですね。
お礼
ご回答有難うございました。
お礼
お礼が遅れすみませんでした。 レポート作成の良い参考となりました。 とても詳しいご解説有難うございました。