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神話学者について
私は、神話学者に興味がありますが、良く知りません(汗) なので、神話学者とはどうゆうものなのか、 どうすれば、なれるのか。 何をする仕事なのか。(神話を調べることだとは思いますが・・・) 代表的な、神話学者 回答、お待ちしております。
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神話学者になるためには、基本的にはやはり、大学および大学院でその学問を専攻する必要がありますね。ただ、大学の専攻コースとして明確に「神話学」を謳うものはあまり聞いたことがありません。「宗教学」「文化人類学」「古典文学」ちょっと変則としては「心理学」など、包括的分野の中で神話を研究対象に取り上げることになるでしょう。 本を一冊ご紹介しておきます。松村一男『神話学講義』(角川書店)。大学での集中講義を元にした著作なので専門的な内容に踏み込んだものではありますが、近現代の神話学者の学説を経時的に取り上げた神話学説史で、この分野の発展と成果を知る上で非常に参考となります。 この本で取り上げられる「神話学者」は、マックス・ミュラー、ジェイムズ・フレイザー、ジョルジュ・デュメジル、レヴィ=ストロース、ミルチア・エリアーデ、ジョゼフ・キャンベルです。どの人もその道では超有名な学者たちですが、とりわけジョゼフ・キャンベルの著作やそれを元にしたドキュメンタリー(『神話の力』以前NHKで放映しました)は日本の一般人にも人記が高いようです。 神話学とは何か、という定義は難しいですね。モチーフ(研究の材料)に神話を取り上げていれば、ひとまずは神話学であるといえそうです。でも、テーマ(研究の視点)はそれこそ千差万別です。心理学的アプローチによって人の心のどのような仕組みが神話に表現されているかを解き明かしたり、社会学的アプローチによって神話の社会統合機能の変遷を追ったり、歴史学的アプローチによって神話に隠された歴史的事実を検証したり……。テーマはあなた自身の関心によって決まるのです。 最後に。もしあなたがこれから大学を受験して神話学者を目指そうとしておられるのならば、まずは「この人について学びたい」と惚れ込める現役研究者を見つけることをお勧めします。そのためにはやはり本を数多く読むことですね。あなたのセンスにビビッと来た著者の肩書きを調べてください。もし彼が大学教員ならばしめたもの。あとはその大学に入れる学力まで自らを高めるだけです(その教員が他の大学に転勤しないことを確認することも実は大事かも……)。
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- Eivis
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アカデミックな神話学者ならば吉田敦彦先生(学習院大学教授)の著作が面白いと思います。。。 http://www.st.rim.or.jp/~cycle/myref.HTML 「世界の始まりの物語」吉田敦彦著、大和書房 「日本人はどこからきたかシリーズ 神話からみた古代人の世界」吉田敦彦著、福武書店 「比較神話学の展望」松原考俊・松村一男編、青土社 「世界神話辞典」大林太良・伊藤清司・吉田敦彦・松村一男編、角川書店 洪水神話、作物の起源などテーマ別に神話を分類した、ちょっと珍しい辞典。 「日本神話事典」大林太良・吉田敦彦監修、大和書房 世界の神話101 吉田 敦彦(編) 新書館
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回答、有難うございました。 吉田敦彦先生ですか。少しなら聞いたことが・・・・・ 世界神話辞典という本があるんですか!洪水神話・・というと、ノアの箱舟のような話のことですよね? 本、沢山教えてくださって有難うございましたv
お礼
早速の回答、有難うございました。 神話学、と謳われるものは、あまり聞きませんね。 神話学講義は、読んだことがあるんですけど参考になりましたvあれは非常に参考になりますね。 研究の材料に、神話を取り上げる=神話学。簡単にすれば、とても簡単なことですね・・(汗)この人について学びたい。という研究者を見つけたいと思います!、有難うございましたvv(あー、文才無くてスイマセンu)