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クトゥルフ神話について
クトゥルフ神話というものに興味が沸いていて、ぜひ代表的な小説作品を読みたいのですがどれを読めばいいでしょうか?
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クトゥルフ神話というものはH.P.ラブクラフトという作家が元々の原作者ですが、 他の作家仲間も同じ世界観で作品を書かれていて、 ラブクラフトの死後はオーガスト・ダーレスという作家が引き継いだのですが、 ダーレスとラブクラフトとでは作風や解釈がかなり違います。 また現在でも日本を含めて世界中の作家さんがクトゥルフ神話を書かれています。 なのでクトゥルフ神話といっても (1)H.P.ラブクラフトの作品(正統派?) (2)オーガスト・ダーレスの作品 (3)他の作家さんの作品 があります。 ※(2)と(3)は区別する必要はないかも知れません。 kaZho_emさんの回答はまさにその通りというか、これで基本を押さえられるのは確かです。 まず一冊目は「ラヴクラフト全集」の第2巻(第1巻ではなく)がいいと思います。 というのは、これに収録されている「クトゥルフの呼び声」がクトゥルフ神話の原点だと言えるからです。 また、クトゥルフ神話は膨大な作品集なので 解説本なども読んでみる事をお勧めします。 「この解説本がいい」と具体的に言いたいのですが 初心者向きでないものや絶版を除けばどれも今一というか... 私は全ての解説本を買った訳ではないので、もしかしたら良本があるかも知れません。 ちなみに mshr1962さんの回答の中で矢野健太郎「邪神伝説シリーズ」だけは読んだ事がありますが、 これはとても面白かった! ラブコメというクトゥルフ神話と相容れないものを描きながら、 クトゥルフ神話の「らしさ」も表現するという離れ業をやってのけています。 絶版だと思うので、オークションや中古で探すしかないですが。
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- mshr1962
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代表的なのは出てしまったので、引用されたライトノベルや漫画のたぐいですが 栗本薫「魔界水滸伝」(小説) 風見潤「クトゥルー・オペラ」(小説) 逢空万太「這いよれ! ニャル子さん」(ライトノベル) 諸星大二郎「暗黒神話」(漫画) 矢野健太郎「邪神伝説シリーズ」(漫画)
- kaZho_em
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以下の本で基本は押さえられるかと。 ・ラヴクラフト全集 (1)~(7) H・P・ラヴクラフト 創元推理文庫 ・暗黒神話体系シリーズ クトゥルー (1)~(12) 大瀧啓裕 編 青心社 ・怪奇幻想小説シリーズ ウィアード (1)~(4) 大瀧啓裕 編 青心社 全て文庫版ですので金額的に買いやすいです。