質問者さんは、スコアはどのくらいですか? TOEICのリーディングセクションは、600点台くらいまでは、時間が足りないのが当たり前ですので、それほど心配することはないですよ。時間が足りないのは、時間配分が悪いのではなく、英語力がまだ足りないということです。
ただ、やはりやり方が下手だと損をすると思います。まず、最初の文法問題は考え込まずに直感的に判断することが必要です。パッと見てわからない問題は考え込んでも正答できる可能性はあがりません。1問長くて30秒、できれば10秒くらいで解いていったほうがいいでしょうね。
長文問題は、全部読むのではなく、まず設問文を読んでから、その回答を長文の中から拾い出すといいと言われます。ただ、それも素早くできるのは、ある程度実力アップしてからですね。初~中級段階では、がむしゃらに設問を読むよりも、最初に冒頭部分などをざっと見て「どんなシーンの文書なのか。観光パンフレットか、社内メールか、広告か」などをまず理解して、次に設問を読む。最後に、その設問にあう部分を探しながら、全体に目を通すといった手順がいいかなあと思います。
長文についても、わかったものは振り向かず、「ひょっとしてこっちだったかも?」などと考え込まないことです。
なお、時間が足りなくなりそうだったら、苦手そうな文書はとばし、読みやすそうなものを先にやるといったこともやたほうがいいでしょう。ともかく時間をかけずに速くやることを、心がけることです。
TOEIC対策では、参考書や問題集を勉強して「こういう場合はこうする」と覚えても、あまり意味はありません。覚えたものを思い出しているうちに、時間がなくなってしまうからです。
それよりも、ある程度信頼できるテキストや例文を何十回も音読したり、シャドウイングしたりして、徹底的に身体に刷り込むこと。身体に刷り込んで英文が増えれば、文法問題などでは、間違った文を見ると、直感的に「気持ち悪い」と感じて、反射的に正答できるようになってきます。
もうひとつは、簡単なものでいいので、大量の英文を辞書を引かずに読んで概要をつかむ練習をすること。一般的な日本人は、簡単な文書でも1分間に80語以下でしか読んでいませんが、TOEICでは、1分間に150語くらいで読めないと、最後までできないと思います。
お礼
まだ試験は受けたことがないんです。 4月に大学入学とともに受けなきゃいけないんで勉強しているところです。 たぶんスコアは400点台くらいだと思います。 やっぱり文法問題には時間をかけたらいけないんですね!! すごいコツをつかめた気がします。ありがとうございました。