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因幡の白兎と同類の民話

「因幡の白兎」は、狡猾な動物が愚鈍な動物をだます動物譚(たん)で、インドネシア(ジャワ島など)の説話とも関係あるそうですが、インドネシアのものはどのような内容でしょうか。

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noname#21219
noname#21219
回答No.1

インドネシアの説話は、鹿が洪水で溢れた 川を渡るために、そこに住んでいる鰐達に 『鹿と鰐でどちらが数が多いか比べてみよう、 まずは僕が君たちの数を数えるから一列にならんで みてくれないか』と持ちかけます。それで、鰐の 背を踏んで川を渡り終えようとした最後に 『君たちはだまされたんだよ』というと、鰐につかまり皮をはがれます。皮をはがれて泣いていると、神 の一行が通りかかり、『高いところで寝ていると 太陽の光を浴びて回復する』といわれ実行したものの 、風雨にさらされ傷口がひどくなります。 次に通りかかった大国主に『真水で洗って、がまの花粉の上で寝転んでいれば直る』といわれ、実行したら 直ったというものです。日本の「因幡の白兎」 は鹿でなく兎で、川ではなく海です。鰐ではなく和邇(鮫やフカと言われます)となっているのが違いです。 どちらがオリジナルかと言うと、インドネシアのほうだと思います。なぜかと言うと、鰐のいなかった日本では、背中の上をわたると言う発想は出なかったと思うからです。鮫では苦しいでしょう、でも和邇(鮫) と書かれてあるのは、ほかに鰐に相当する生き物が 思いつかなかったからだと思います

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