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地方活性化と道州制について

地方を活性化させる方策として道州制の導入について議論されています。道州制ドットコムによれば以下の三つの形態があるそうです。 1)現在の都道府県を合併し広域行政権のみを与えるもの 2)さらに財政運営の権限を与えるもの 3)さらに立法権を与えるもの 私は道州制については勉強不足で恥ずかしい限りなのですが、やり方次第では地方活性化に寄与し、しいては日本全体の活力向上に役立つものではないかと期待もします。そこで皆様に質問です。 1)道州制は地方活性化に寄与する期待を持てるか? 2)道州制と小泉改革の「地方でできることは地方へ」の方向性は連結できるか? 3)道州制を導入した場合、どのような形態がよいか? 以上の質問、よろしくお願い申し上げます。 <道州制.com> http://www.doshusei.com/ <道州制推進連盟> http://www.dohshusei.org/ <大前研一の一新塾 塾生の道州制> http://members.jcom.home.ne.jp/dosyu/

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  • cobun5513
  • ベストアンサー率59% (25/42)
回答No.3

地方活性を図るためには、3)さらに立法権を与えるもの、は必須と思われます。 1.基本的には劇的な変化はないでしょうが、地域毎の個性が出れば、それだけで活性化することはないですが、部分的に活性化する可能性は十分です。 例えば「東北は育児支援に熱心(住み易い)」とか、「近畿は経済支援がしっかりしてる(起業家向き)」とか「九州は農業が良い(自給率が高い)」など、それぞれの特色に応じて特色ある人が集まるといったことができるかもしれません。 州法が規定できれば、現在の「~特区」のような中途半端なものではなくなります。(私はここに期待しています。) しかし、本来の道州制は地政学的な見地が強いと思うので、新しい活性要因の発生に期待するのは適切ではないかもしれません。 2.多分、一部連邦制的見解を展開している人とは必ずしもリンクしないのではないでしょうか。 3.は ・国は外交(含む貿易)・軍事に集中。(実際はもうちょっと業務があると思いますが。) ・僻地支援は国も介入(あるいは直轄地化)する。(離島地域・山間部) ・州知事は政治権限はあるが、知事が代わると、州官僚も同時に総入れ替えされ、権限と政策のクリーン化が図れる。あと、天下りの禁止。 ・参議院も米上院と同様、州の代表としての性格を強める。(同時に議員数も減らすが、今より參院の存在意義は高まる。) ・州は人口比や現行の都府県割りよりも地域特性を優先する。(例えば、兵庫県南部と北部のように、文化圈が違い過ぎる場合は別に分かれても良いと思う。) ・平成の大合併のような「合併ありき」の市町村合併はせず、地域議会・行政の再編を行う。(場合によっては先祖がえりも有り) ・国家機構は特別市に設置し、道州と分離する。(今、単純に考えれば東京のことですが) ・税収が期待できない州は当面の間国家から支援する。 (そのうちハングリーな政策で自立してもらう。外国人入植開放・タックスヘイブン・インターネットヘイブン等。多少難しさはあると思うが。) と言ったところでしょうか。私は連邦制よりな考えですが、完全な連邦制みたいに国家レベルの扱いはよくないと思っています。日本の国民性に合っていないと思うので。

g6200
質問者

お礼

>本来の道州制は地政学的な見地が強いと思うので、新しい活性要因の発生に期待するのは適切ではないかもしれません。 アメリカやドイツのように歴史的に地方が自立している訳ではないので、どうしても上からくくっていくっていう印象が強いのです。それでも今の中央集権から地方分権に移行するという方向性としては、明治維新の廃藩置県以来の国のかたちを変えて、何らかのダイナミズムを生み出すのではないかと期待するのです。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

道州制はいいと思いますが、地方の活性化とは結びつくとは思えません。中央集権国家なので、国の権限を分散することが実態上できるのかということです。国の権限を地方に分散することができれば、現在のままでも地方は活性化すると思います。 広域合併をして、地方が活性化したのでしょうか。疑問に思います。一時的に活性化したように誤解するかも知れませんが、過疎地はますます過疎化するだけでしょう。行政サービスも過疎地には無関係になるような気がします。机上の空論(言い過ぎです)よりも、実態上の行政ではないでしょうか。 ご質問の趣旨と外れた点については、ご容赦下さい。

g6200
質問者

お礼

どうも私に道州制に対する理解がないせいか、安易に地方活性化と結びつけた質問題名を付けたのが安直だったようで…(苦笑)。 国全体がよくなれば、地方も恩恵を受けるはずなので、同じことだと思うんですよ。 >机上の空論(言い過ぎです)よりも、実態上の行政ではないでしょうか。 これが肝心かなめのことですね。ご回答ありがとうございました。

  • ipa222
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回答No.1

実現される道州制は、地方のために行うのではなく、日本のために行う事になると思います。 日本の行政システムの整理と、効率化というところがポイントとなるでしょう。 1 地方に様々な決定権が移ることになると思いますので、無駄がヘリ、その分効果的な事に投資ができるならば、活性化に繋がると思います。が、地方議会や地方公務員に能力は期待できませんし、足かせもできると思いますので、大きな変化は無いでしょう。 2 市町村合併を始めたころから、道州制はスタートしています。 その前の地方債大量発行を許可したのも、地方に大借金を負わせ、中央がコントロールするためであると当時から言われていました。 小泉内閣の、地方ができることは地方へという方向性は、官僚がイメージしている道州制とは違いますが、実現するものに近いイメージはあると思います。 3 中央には最小限の機能を残し、中央の内政部門と都道府県合併のセットで州をつくるというのが現実的でしょうね。 州知事の権限が相当大きくなりますが、それを発揮するためのスタッフをどうするのか?単身で役所に乗り込む形にするのか?というあたりが気になります。

g6200
質問者

お礼

ipa222さん、ご回答ありがとうございました。基本的に国家の構造改革の一環としての道州制導入論とお見受けしました。まあ日本全体がよくなれば、地方にも恩恵があるでしょうから、結局同じことなのでしょう。 >3 中央には最小限の機能を残し、中央の内政部門と都道府県合併のセットで州をつくるというのが現実的でしょうね。 私も掲げた3サイト見てるんですが、色んなパターンがあるようで、正直頭が混乱しています(笑)。まあ試行錯誤して最終的な形態が仕上がるものなのでしょうね。 大変参考になりました。改めてお礼を言います(^_^)。

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