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新幹線のゆとりダイヤ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000111-kyodo-soci の記事を見て思ったのですが、ATCがある限り速度超過による脱線事故は起きないはずですし、これで何の安全対策になるのでしょうか? また「こだま」でも、2分ゆとりを持たせるが、駅の停車時間を短縮す為、ダイヤへの影響はなしということですが、これも意味が分かりません。 新幹線は現状のダイヤでもゆとりがあると思いますし、単に速度を落とすことが安全対策とは言えない気がするのですが、どう思いますか?

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回答No.6

#3です。回答を見ました。 >私は単純に2分延ばすことで、脱線を回避することができるかということに疑問があります。 と、最初のご回答のFASTICが完全に安全とはいえません。 中越地震の時に200系K25編成がなぜ脱線したかというと、「ユレダス」自体、地震のP波には対応できないからです。S波だったらきちんとFASTICであっても、可能ですし、今の技術で十分なのです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%8B%E6%95%85#.E4.B8.8A.E8.B6.8A.E6.96.B0.E5.B9.B9.E7.B7.9A.E8.84.B1.E7.B7.9A.E4.BA.8B.E6.95.85 あとは、先に述べた「乗客の駆け込み乗車対策」でもあります。 以前、東海道新幹線内で、ドアを閉めて発車したものの、乗客が挟まれているに気づいて、ブレーキをかけるまで数百メートル走行したケースがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%8B%E6%95%85#.E6.9D.B1.E6.B5.B7.E9.81.93.E6.96.B0.E5.B9.B9.E7.B7.9A.E4.B8.89.E5.B3.B6.E9.A7.85.E4.B9.97.E5.AE.A2.E8.BB.A2.E8.90.BD.E4.BA.8B.E6.95.85 なので、前が2分遅れると、(ATC作動のため)後続の列車も2分遅れるので、びっちりのダイヤはかなりの負担ですし、繁盛期の増発にまったく対応できません。 もっと、いい例としたら... http://ekikara.jp/newdata/detail/13010033/2.htm 土崎駅-上飯島駅間、上二田駅-二田駅間に余裕にあけています。 普段だったら、もっと早くつきますが、これは通学利用者が多いために停車時間が長くなったときのために運転時間を空けています。 こういうのが「ゆとりダイヤ」といいます。 車庫線にいくために、本線を通らなければならないので、そのための時間も作っておかなければ、ますます時間に余裕はないでしょう。 「新幹線の運行ダイヤは車庫線から始まっています。」とだけ、お伝えしましょう。

sho501
質問者

お礼

皆様の回答、大変参考になりました。 この場を借りてお礼申し上げます。

その他の回答 (5)

回答No.5

新幹線が遅れれば接続する在来線の列車が遅れます。福知山線の事故もいろいろな要因はあったわけですが、事故を起こした快速が遅れることで、尼崎駅の針の穴を通すような神業的な接続が取れなくなることがプレッシャーとなったのではないかと言われています。 JR西日本がダイヤに余裕を持たせるというのは、在来線も含めてこういうことで、ダイヤに余裕を持たせることでダイヤの乱れが広がらないことを念頭においているようです。 最高速度は落としませんよ。ただ、ダイヤを決める時にA駅からB駅まで10分で走ると決まっている基準運転時間を11分にしますというだけですね。定時で走っているときにこの余裕をどう使うかは、運転士に任されるわけですが、おそらくはこれまでよりもゆっくり加速し、ブレーキを緩くかける事になるのでしょう。 定時運転を義務付けられていますから、「こだま」でも基準運転時間が長くなれば、遅れが発生した際のプレッシャーが低くなるわけです。 今の新幹線のダイヤは、余裕がほとんどありませんから、望ましい方向だと思います。 なお新聞記事ではあえて触れていないようですが、ほとんどの500系「のぞみ」は、これまで停車していた新山口がダイヤ改正で通過になるため、実際の所要時間は改正前に比べて2分早くなる列車が大半で、遅くなる列車はほとんどありません。

回答No.4

安全対策をしました!  と知らせるのが目的なのですが、根本的な事は変わっていませんので、ただのリップサービスなんです(^^;

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回答No.3

東北新幹線の東京-大宮間はかなりの過密ダイヤです。 1閉塞当たり、4分が限界でこれ以上縮めるとはできません。 これを例にとると、乗客が完全に折りきって、そのまま折り返すため、清掃を開始し、これも遅れて、乗車開始時刻も遅れた上に、乗車完了までの時間が遅れると、たとえ2分でも遅れとなって、駅員・乗務員のプレッシャーとなりえるからです。 2分あけることによって、乗降時間を伸ばす事もでき、遅れても取り戻せれるダイヤとしても考えられます。 また、追い越し時での通過列車の遅れの調整もできますので、たった2分は侮れないという事です。 1/1の上越新幹線の雪による運休の影響で、東北・長野の各新幹線が8分(2閉塞分)遅れました。 大宮駅で上り下り1つずつのホームのみで、裁いていたので、感心させられました。 でも、8分の遅れは「はやて」「こまち」であっても、殆ど終点までつづいてましたよ。 普段であっても、(東北幹線)夏場は4分の遅れが結構大きいですね。(新在直通特急なんかは併結時間を遅らせては幹線に迷惑がかかりますし...) 新幹線⇒在来線への接続待ちは一部あったとしても、会社間が異なった場合(西⇔九)、接続しないで発車する恐れもあるでしょう。 また、少々遅れたとして、いわゆる「乗換競走」になっては、これこそ危険でしょう。そのための2分もあることをお忘れなく。

sho501
質問者

お礼

ありがとうございます。 私は単純に2分延ばすことで、脱線を回避することができるかということに疑問があります。この記事を見る限り、安全性向上のためのものであり、回復運転をしやすくすることとは少し違うような気がします。 もちろん脱線を防ぐことだけが安全対策ではありませんし、遅れた時も回復しやすくなり、 乗務員のプレッシャーは少なくなるでしょうね。

回答No.2

のぞみに自由席ができて乗降に時間が掛かり遅れが目立つようになったためのようです。 新幹線に限らず在来線でもATCの制限内で常に最高速で走っている訳ではなくて、最高速までの加速、惰力走行の繰り返しで、遅れが出た場合は最高速の時間を長くするなどで調整し、新幹線でも運転士の技量に左右されるようです。 のぞみがこだまを追い越すなど遅れが重なった場合、ATCの制限内での最高速で走り続けなければならず、駅の停車時間を短縮することで回復できれば、2分のゆとりで運転士の精神的な負担が軽減されるのでしょう。  

  • sgw_7151
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回答No.1

福知山線事故から、速度に目が向いているようですね。 世界一安全な新幹線と言われていますが、ATCの過信は禁物です。 高架のコンクリート剥離落下。 設計当初の運用限界と、現状の運用(特に速度) 新潟中越地震では上越新幹線も脱線しています。 構造上、大事には至りませんでしたが・・・ 安全対策というより、安全対策の1つとして考える事は出来ると思います。

sho501
質問者

お礼

ありがとうございます。 今回の発表は尼崎脱線事故を受けた対策であり、コンクリの落下や地震対策によるものではありません。 それも含めて安全対策ということも考えられますが、2分程度の速度低下ではほとんど効果がありません。 地震対策としては高架橋の補強工事やFASTECのエアブレーキなどもっと他の対策が必要でしょうね。