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電気用品安全法は何故困るのか?

今、坂本龍一さんとかが署名運動していますよね? 前々から思っていたのですが、中古で安く楽器などを買えなくなると言うのは分かります。 でも、ビンテージ物ってのがあり、音が違うとかって言いますが、何故今の技術で再現できないのかってことです。これが不思議です。別に技術力がそのビンテージ物の時代より低くなっているわけではないでしょう。 少し話がずれますがバイオリンのストラディバリについても本当に真剣に解析とかしてるのかな?と疑問に思ってしまいます。

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  • chie65536
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回答No.4

ビンテージ物について 「作りたくても作れない」と言う物があります。例えば、以下のような場合が考えられます。 ・部品に現在では使用が禁止されている有害物質が含まれていて、同じ部品を使用できない。 (PCB規制前の古い電子部品、例えば、一部のコンデンサやトランスにはPCBが含まれていて、同じ物は製造出来ません) ・部品には有害物質が含まれないが、製品を製造する過程で使用禁止有害物質が必要で、同じ部品を製造できない。 ・技術的には製造可能だが、現在では流通していない部品を使用しているなどで、同じ部品を最初から作らないとならず、とんでもなく高価な製品になってしまい、商売にならない。 バイオリンについて たぶん100%解析出来たとしても、再現は不可能でしょう。 使用する木材は「天然の物」なので、当時と同じ場所、気温、気候で育て、当時と同じ気温、気候で加工しなければ「再現した」とは言えないでしょう。 当時と同じ木を、当時と同じ手法で育てたとしても、当時の地球環境そのものをコピー、再現できない限り、同じ材料は手に入りません。 もし、当時使用した木材が現在まで残っていたとしても、当時加工するのと現在加工するのでは「伐採してから加工するまでの期間」が違ってしまうので、これも「再現した」とは言えません。 そういう訳で、仮に「今の時代にタイムマシンでストラディバリを連れて来て、寸分違わぬ同じ物をストラディバリ本人に作らせたとしても、再現は不可能」と言わざるを得ません。

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  • hiroki0527
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回答No.9

No1です。 追加 当時「普通に入手出来た物」程ロストテクノロジーになりがちです。 たかが10年前の部品1つがもう入手出来ないなんて良くあるんですよ。半導体やコンデンサー等ではこのたぐいゴロゴロしています。 なんでマニアは修理用に古い機器を大事に取っておいたりしています。 当時の原料の品質がもう再現できないとかあるんですよ。 品質向上の結果、原材料の入手不可等、最近では熟練技術者がいないとか。特に熟練技術者不足は目をおおわんばかりです。 人間の目や手の感覚等は今でも機械に取って代われない等の話はありますね。NHK等の技術番組等でタマに放送されていますけど。 当時に比べて技術が進んだかどうかは疑問です。 有る分野では確実に衰退した(失われた)なんて技術はありますね。 紙に残してあったからと言っても紙に書ききれない事なんか沢山あります。特にカンの部分なんて紙には絶対残せません。技術を受け継ぐ者に教え込むしか伝達手段ありません。 なんで後継者がいなくなれば確実にその技術は途絶えますし、復活はほぼ不可能になりますね。 (プロジェクトX「たたら製鉄」でやってましたねえ)

回答No.8

ストラディバリはニスが再現できないようです。 シンセも似たようなものかな。 SH101の雷は他で再現できませんw

  • CLYDE_MC
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回答No.7

皆さん書かれていることとほぼ同意見ですが,補足で. アナログシンセの音の特徴ってノイズや不安定さにあったりしますよね. "こういう入力に対してこういう処理をすれば,こういう出力が出る" っていう答えがはっきりしていれば,当然再現は可能でしょうが, デジタル的に予測できない(予測が難しい)結果が出るため, 再現が難しいのだと思います. 例えば,通電してしばらく経たないと安定しないといったような, 様々な要因が音に影響を与えているのだと思われます. あと,やはり部品の影響は大きいでしょうね. その手の書籍など見ればわかりますが,ビンテージ部品やビンテージワイヤー といったものまで存在します. それらの中には,今では禁止されている原料を使っていたり, すでに存在しないメーカーの部品だったりするものも多々あります. それら全てを解析しつくすのは,やはり困難でしょう. 最近はソフトウェアも頑張っていますが,あと一歩足りませんね.

  • rabbit_cat
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回答No.6

バイオリンとかは、本当に作れないってこともあるんでしょうけど、 ビンテージシンセなんかに関しては、一番大きいのは、やはり、作って儲かるのかってことですね。 ビンテージ楽器を復刻しても、結局売れないんです。 マニアはなんだかんだ文句言ってオリジナルを探し続けるでしょうし。 かといって、普通によい音源を求めてる客についても、アナログシンセしかなかった当時ならともかく(といっても、そう当時ですら、シンセを作ってたメーカーはほとんどが赤字でつぶれてしまいましたが)、電子楽器もサンプラーもソフト音源なんかもある今、ハードでアナログシンセを復刻して元が取れるだけ売れるとは、なかなか思えません。 売れないものは、少なくとも営利企業は作りません。 とはいっても、今でもアナログシンセを作っているメーカーもあることはあるのですが。

  • K-1
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回答No.5

同じ規格の部品があっても、当時のものと現在のものでは性能が違うこともあります。 製造技術の向上により、微細な歪みなどが無くなる。 が、その微細な歪みこそ欲しい。とかいうこともあるわけです。 使用されている材料の質が上がることで、当時と同じ特性が得られないとか。 現在最先端のように見えるIT業界でも「失われた技術」は山ほどあります。 ソフトウェアをコンパクトに高速に動作させるテクニックは機械の性能向上と低コスト化により失われつつあります。 携帯電話アプリなどコンパクトな機械では、こういう技術が重要なんですが、もう使える人は少なくなりました。 木造建築などでもよく聞きます。 「どう組み合わせたのか分からない継ぎ目」とか。

  • Trick--o--
  • ベストアンサー率20% (413/2034)
回答No.3

オカルトじゃありませんが「ロスト・テクノロジー」はありますよ。 特に「匠の技」はそうなりやすいですね。 ある技術者は、最新のコンピューターでも判別できない小さな歪みを手で見ることが出来るといいます。彼が亡くなり、後継者がいなければその技術は失われることになりますね。 機械(電子機器)も意外と繊細です。 ほんの少し抵抗が変わるだけで、その出力が変わってしまいます。楽器なら、音が変わるんですね。 そして、その「ほんの少し」の部分に「匠の技」が使われている場合も多々あり、現在の技術で再現できなくなったものも多いのです。

  • monte2004
  • ベストアンサー率47% (83/173)
回答No.2

再現しようとはしてますよ。名器の復刻版というのはよくあります。しかし、それらは復刻版の音でありオリジナルの音にはなりません。何故なら、同じ回路で作って再現しても、個々のパーツ自体までは再現できないからです。分かり易い例で言うと、テレフンケンの真空管の代わりに現行の真空管を使っても同じ音にはならないということです。トランス、コンデンサー、抵抗その他あらゆるパーツの当時のものは入手が難しく、現行のパーツを使って再現しても同じ音にはならないんです。出来る限り当時のパーツを使って再現している復刻版もありますので復刻版が全てダメな訳ではありません。

  • hiroki0527
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回答No.1

再現実験はしているようですが、元々の作り方に謎の部分が有る様で再現できていないとか。 現在残っている品を分析して全く同じ物を作るのは難しいですよ。 その前に高額な品物を買い取って分解、実験することは「文化財保護」の観点からも非常に問題だと思いますけどね