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元社員の責任範囲

当方、一昨年(平成16年)12月に某会社を自主退社いたしました。 その会社は、あるサービスを加入契約という形で月額利用料金を徴収し、提供しておりました。 当方は、その契約を一般ユーザーと結ぶ営業マンとして勤務しておりました。で、私が担当しておりましたある契約者との間で二重契約が発生してしまいました。つまり、月額利用料金が二倍で請求されてしまいました。この二重契約の責任も当方の過失です。その上、当方の怠慢で、その二重契約状態が一年以上も続いてしまい、通常の金額の倍額が先方の銀行から自動引き落としとなっておりました。先方は、この状態をすべて知ってておられましたが、当方の「すぐに処理しますから」の言葉を信じ、待ってくれておりました。が、当方がその会社を退社してしまい、その二重契約はほったらかしのままでした。退社後、それを知ったその契約者が元会社に多く支払っていた月額利用料金を請求し、始めてその事を知った会社は、先方の請求どおり、全額を支払ったそうです。その後すぐに、当方に対して、元会社は、その支払い金額全額を私に請求してきました。その契約者とのトラブルは、すべて私の怠慢から発生したことであり、私に責任があります。ただ、当時その会社の社員でああった私がすべてその責任を背負うものなのでしょうか。ましてや退社した人間に賠償ということで請求することができるものなのでしょうか?結果として、私は請求された金額を分割にしてもらい総額25万ほどをすでに支払いました。ただ、今から思うと、一社員の怠慢で起こした問題とはいえ、すべてをその社員ましてや元社員に請求するということが法的にどうなのか納得いかなくご質問する次第です。ちなみに、私が辞めた理由は、この問題とは全く関係ありません。あくまでも円満に退社いたしました。何卒、お答えをよろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.4

回答を読み返していておかしな文章でしたので訂正です。 誤→つまり、会社にはやはり請求する権利があります。 正→つまり、会社に対してはやはり請求することができます。

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回答No.3

非債弁済の説明はあっていますが訂正として。 これは債務者、 つまりユーザーに対してお金を返してくれという主張ができないという意味です。 会社が非債弁済を主張するということは 替わりに支払ってもらったのを認めることになり、 普通はありえません。 つまり、会社にはやはり請求する権利があります。 これを求償権といいます。 判例や法解釈等を踏まえるとさらに数種の返還請求ができますが とりあえずは上記のことでよろしいかと。 一応参考条文をのせておきます。 (他人の債務の弁済) 第707条 債務者でない者が錯誤によって債務の弁済をした場合において、債権者が善意で証書を滅失させ若しくは損傷し、担保を放棄し、又は時効によってその債権を失ったときは、その弁済をした者は、返還の請求をすることができない。 2 前項の規定は、弁済をした者から債務者に対する求償権の行使を妨げない。

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noname#41546
noname#41546
回答No.2

 一部でも支払に応じたのはまずかったですね。支払義務を否定したいのなら、最初から支払を拒否しないと。  非債弁済規定で、債務がないと知っていてした弁済は、返還請求できません。あなたとしては債務があると誤解していたのでしょうが、返還請求をしたら、会社は非債弁済を主張してくるでしょう。  今回の場合、会社が間違って倍の利用料を徴収していて、余分に徴収した分を顧客に返還しただけですから、そもそも会社に損害はほとんど生じていません。仮に損害が生じたとしても、当然に従業員に損害賠償はできません。  支払ったのが間違いだった、ということです。

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回答No.1

結論から言うなら相談者様には相談内容出判断するなら、 賠償義務は発生しないと考えられます。 なんでしたら支払った25万円も返還可能です。 二重契約というのはそもそも顧客が余計にお金を支払っている状況であるわけです。 逆に退社した会社はその顧客にサービスを2倍提供していたわけではないと考えられます。 もちろん、場合によりますが。 つまりわかりやすく言うなら 【単に会社が多めにお金を得ていただけ】であり、 それに伴う損害の発生も微々たる物ではないかと思います。 これも場合によりますが。 確かに相談者様はその件を会社に報告する義務があったわけですが、 義務違反としての損害も微々たる物ではないかと考えられます。 不当に利益を得ていた会社の替わりに立て替えて支払う必要はどこにもありません。 最初にも触れましたが立て替えて支払った金銭は返還請求ができますので参考までに。

poochie
質問者

補足

この度は、私の質問に非常に丁寧にお答えいただき、本当にありがとうございました!こんなに誠意あるお答えををいただけるものとは、予想もしておりませんでした。そこで、誠に都合のいいお話ではございますが・・・この件に関しまして、より詳しくご質問させていただけきたいと思い、勝手に書かせていただきます。この元会社は「通信系」です。 かなり大手です。「二重契約」の原因は、あるユーザーが引越しに伴い「旧住所」での契約を一旦解約し、「新住所」で新たに契約するという 手続きを私が踏まず、新・旧両契約が成立していたというものです。私としましては、全額を元社員である私が支払ったことに納得がいきません。もちろん、すべては私の怠慢で招いたトラブルであることは重々認識しております。また、「旧契約」に関しましても、少なからず様々な経費が発生し続けていたとも思います。全額ではなくても、一部でも返還してもらう行動を起こそうと思います。法律知識がほとんどない者がこのレベルの行動を対元会社で行うのは無理があるでしょうか?金額が金額ですので、弁護士さんに依頼するのも負担が多いように感じます。たとえば、司法書士さんなどでも相談に乗っていただけるものなのでしょうか?何卒、何卒、ご回答をよろしくお願いいたします。

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