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ドイツ語の日本語訳について

ゲーテがシラーに宛てた手紙の中に "Ein Tasse Punsch hilft, den Salon aufzuwaermen" という一文があるのですが、これを上手な日本語に 訳した場合、どのようになりますでしょうか。 PunschもSalonも的確な日本語訳がないように思え、 どんな状況について述べた言葉なのか少々曖昧ですので納得のいくような日本語に訳すのが難しいです。 どなたかお知恵を拝借できませんでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • ikaihsot
  • ベストアンサー率37% (289/771)
回答No.2

ドイツに長年住んでいたものですが、Punschというのはドイツの冬の風物詩です(発音はプンシュ)。ラム酒などにレモン・砂糖・香料を混ぜて冷え切った身体を温めるためにドイツ人が冬によく飲むもので、屋台などでもよく売られています。 そしてSalonというのは「ゲーテ」と「シラー」というキーワードから、恐らく17-19世紀によくあった文学者の集まりのことではないかと思われます。 ドイツの冬は本当に寒いのですが、当時は暖房器具も発達していなかったでしょうからそういった集まりがあっても皆寒くて話どころではなかったのでしょう。そこで皆でプンシュを飲み、身体を温めて(アルコール度の高いプンシュを利用して)リラックスして会話を楽しむことにしたのではないでしょうか。

einsiedler
質問者

お礼

冬の風物詩でしたか!そして屋台でもよく売られていると。 身体を温め、会話もはずむということにそういったお酒が一役かっているということですね。 良くわかりました。素晴らしいご説明ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#21728
noname#21728
回答No.1

「社交の場の雰囲気を温める(盛り上げる)には一杯のパンチ(一種のフルーティなアルコール飲料)が役に立つ」といった感じではないでしょうか? 酒が社交では潤滑油になる、といったような意味ではないのでしょうか?

einsiedler
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、そういう意味での捉え方もありますね。 単純にお酒で身体があったまるというだけではないですものね。だからサロンなのですか。ふむふむ。 参考になりました。

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