こんにちは
AEは多分アルキルエトキシレートのことだと思います。
POE-Rはポリオキシエチレンアルキルエーテルのことだと思います。
どちらも同じ構造をしています。
HO-CH2-CH2-O-CH2-CH2-O-・・・・-O-R
このなかの -CH2-CH2- がエチレン、-O- がオキシ、-R がアルキルです。
おおきな意味で言えば同じ物ですが、詳しく見ると全部違うものとも言えます。それはエチレンの数によって分子量や性質が変わりますし、アルキルが何かによっても性質が変わるからです。akitomanさんのおっしゃっている範囲では同じ物と考えていいんじゃないかと思います。
蛇足ながら、「違うもの」と見る場合を簡単に説明できるかどうか...
ライオンや花王などのメーカーで作っているPOE系の界面活性剤の製品種別はエチレンの数やアルキルの種類で分けられています。また、ひとつの製品の中でもエチレンの数にはばらつきがあって「この製品はEOが20個程度でアルキルはラウリルアルコールです」などと表現しますが、実際に分析するとEOは2~3個から30個近くまで幅広かったり、アルキルの付いてない物があったりと様々です。
ここで使うアルキルは炭素数が12~24程度の直鎖アルコールのことが多いです。直鎖が使われるのは環境に配慮して分解性が分岐したものよりも高いからです。また、ヤシ油や牛脂をアルキル原料にしたものも多くあります。
お礼
大変勉強になりました。詳しくご説明を頂きありがとうございました。 今後ともよろしくお願い申し上げます。