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最近の携帯電話はアンテナがありませんが。
2.3年前は携帯にアンテナが付いていて引き出すと数センチほど有りましたが最近はぜんぜん見かけなくなりました。固定電話の子機も同じですね。アンテナと言うものは外に出すもので中に入ったままでは役に立たないと思いますがどのような技術の進歩が有ったのでしょう。 少し専門的な回答を希望します。当方20年前のアマチュア無線家でした。
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周波数帯のこともありますし、技術的な理由もありますが、一番の理由はユーザの好みというかデザインの流行なんです。 アンテナが外に出ていない携帯はずっと前からありましたし、メーカによってはその方が主流でした。しかし日本で携帯電話が急激に普及し始め、インターネット接続が可能になろうとするある時点で、ある事業者が(すみません、世の中で知られていることかどうか分からないので詳しく言えません…)、「これからはアンテナつきが受ける」と市場を読んだのです。固定ででっぱりの少ないアンテナもあったのに、わざわざ伸びる伸縮式しました。その方が受けると考えた理由もちゃんとあるのですが、割愛します。 その読みはおそらく当たり、光るアクセサリーをアンテナにつけることなども流行りました。しかしそれから何年も経ち、好みが変化して特に折りたたみ式では邪魔にならない内部アンテナ式の方が流行るようになって今に至ります。 携帯の形というのは結構流行に左右されます。今後またアンテナとか、それ以外の何かが、さして必要ないのに目立つような形になるかもしれませんね。
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別の角度からの見解を少々 アンテナは技術に関心がある人間から見れば外部に出ているほうが好ましいでしょう。 しかし女子高生など一般の利用者から見れば無いほうが好まれるでしょう。 で、結論ですが中継基地の数が増え、デザインが販売する上で重要な要素となったいま感度を極限まで追及する必要性はあまり無いと考えます。 その結果感度は多少犠牲にしてもアンテナを内蔵した、と云う事では有りませんか。
お礼
どうもありがとうございました。おっしゃるように技術的な関心からこの質問を出しましたが実際中継局がたくさん目に付きますね。感度をそんなに良くする必要ないですよね。8人もの人から回答頂きびっくりしてます。このへんで締め切ります。皆さんありがとうございました。
- GTAC
- ベストアンサー率69% (316/454)
昔のはλ/4のホイップアンテナで、筐体にGNDをおいていたもの。現在はローディングコイルを使って短縮したり、セラミックを使用した誘電体アンテナアレー(プリント基板がアンテナ)などを使用しています。 3G機種はローミングで海外でも使えるようにするため800MHz~1.9GHzまでの3バンドのアンテナになっています。 帯域はハムと比べて格段に広いものです(ハムはFMの25kHzだが、CDMAは50MHzカバーを必要とする) 2GHzだから短いと言うのは誤りです。 オサイフケータイや、改札口が通れる携帯にアンテナがあってはじゃまですから、無理をして「内蔵して無くしている」わけです。 最近の地上デジタル放送が見られる携帯はUHFのアンテナにもなるように工夫がされている。 http://techon.nikkeibp.co.jp/free/article/20040728/104651/ http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj114/fj114_03.pdf http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj113/fj113_06.pdf
お礼
専門的なご回答ありがとうございました。波長でアンテナの長さを計算するというものではない周波数帯域なんですね。照会して頂いたサイトは後からゆっくり見てみます。
- ytrewq
- ベストアンサー率28% (103/357)
携帯機器のアンテナの帯域は必要最小限とします。むやみに広げると局発を拾うなど、いろいろな干渉をうけて良くありません。Qを高くして、感度を上げるようにしますが、ひとの体など周りの導体などに影響を受けにくい配置や構造も重要です。
お礼
どうもありがとうございました。
- VAN613
- ベストアンサー率26% (19/71)
No.3です。 ご存知なのでしょうが、アンテナを小型化すると 一般的に帯域が狭くなります。それの何が不満なの でしょうか?
お礼
ありがとうございました。
- VAN613
- ベストアンサー率26% (19/71)
誘電体基板上に作って波長短縮させる事で小型化を 実現したものもあるみたいですね。 http://www.murata.co.jp/kanazawamurata/products/product03.html ただ、恐らくご存知だろうと思いますがアンテナと いうものは極力GNDから離した方が良いですしまた 小型化すればするほど狭帯域・低利得になるはず です。なので、どちらかと言うと受信機側の性能が アップしたのでは無いでしょうか?携帯電話とかの 受信感度って物凄いですよ^^;。 http://www.ezwire.com/cust/rfmd/Polaris2TotalRadio/Polaris2TotalRadio_JPN.pdf と言う訳で、私の推測と致しましては、 (1)受信機側の性能(変調方式等も含む)がアップした (2)アマチュア無線と言うと非常に広帯域のアンテナが 必要だが、携帯電話などの受信帯域は非常に狭い (3)また、携帯電話の取り扱っている周波数は800MHz ~2GHz程度と比較的高周波であるため、波長長さが 短い という3つの理由により、余り特性のよろしくない アンテナでも良くなったのでは無いでしょうか? ※もちろん、実際に開発されている方からすれば当然 いろいろご苦労があるとは思いますが。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 (1)の性能が上がった、は有るでしょう。 (2)のアマチュア無線との比較では有りません。 (3)周波数が800メガから2ギガに上がったことが事実 ならこれが一番納得できました。
- 12m24
- ベストアンサー率23% (193/817)
アンテナは、外から見えないだけでちゃんとあります。 感度が良いアンテナの最短の長さは、電波の波長の4分の1です。携帯電話の電波が800MHzや1.5GHzなので、800MHzでは波長がおよそ37cm、1.5GHzでは20cmです。この4分の1の長さがあれば良いので、携帯電話では長くても10cmのアンテナがあればいいことになります。 本体が必要なアンテナの長さよりも大きければ機械的には内部に埋め込むことが可能になりますが、それでも外部にアンテナを出していたのは、電波感度を上げたり、内部の回路への影響を避けるためです。 当然、周波数が高くなれば必要なアンテナの長さは短くなります。ただ、高い周波数ほどノイズが乗りやすく、必要なエネルギーは大きくなる傾向にあります。
お礼
ありがとうございました。なぜ以前の携帯はアンテナを外に出していたのか知りたいのですが。どういう技術の結果がアンテナを中に入れたのか?ということです。
- doctorelevens
- ベストアンサー率36% (1543/4186)
「外側に露出した」アンテナが無いだけです。 内蔵アンテナがあります。 ヘリカルが主流らしいです。
お礼
ありがとうございました。ヘリカルアンテナは昔からありますのでなぜ最近携帯から無くなったか知りたいわけです。
お礼
ありがとうございました。技術的な進歩がアンテナ内臓型になったと思ってましたが、ご回答頂いて流行による影響の方が大きいというのはなるほど!と思いました。