同じ意味の質問が参考URLにありますが・・
そこでも、お答えしておりますが、信仰対象としての「イエス=キリスト」と人間としての「ナザレのイエス」とは区別して考える必要があると思います。と言うのは、キリスト教を信じている方たちは「神の子イエス」の実在を信じ(そうでなければ信者ではありません)その観点から実在した/していると答えますがken615さんのお聞きしたいことはそういうことではないと思われます。
私の見解では、人間としての「ナザレのイエス」が実在したとして差し支えないだろうということです。信仰に基づくさまざまな伝説があるために、その実在が疑わしく思えるのでしょうが、何もないところからそのような伝説を生み出すことは困難です。同時代の各種史料からもそうした人物がいたことは裏付けられると思います。
前の質問でも「証拠はあるのか」というような疑問を質問者の方は出しておられますが、基本的には自分でそれを調べるか、そうでなければ学問とその成果を信じていただく他はありません。
お礼
丁寧な説明ありがとうございました。