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中国の派閥の対立

中国では、実務派とイデオロギー派の対立があるとのことですが、これは具体的に何が原因で対立となっているのですか?またそれが、中国の社会主義法原理の実現を邪魔しているとも聞きました。分かる方がいらっしゃいましたら、お願いします。

みんなの回答

  • oriyang
  • ベストアンサー率54% (46/85)
回答No.5

 実務派とイデオロギー派というのがよくわかりませんが、保守派、改革派ではありませんか?  ある意味全員(政府関係者)がイデオロギー派では?  つまり保守派、改革派なんてものは海外のそれに比べると違いはないでしょう。つまり多少の違いはあるにしても彼らが果たす役割は同じですよ。共産党政権の維持、自分たちの権力を継承するなどではまったく同じです。つまり外国のような実務派、イデオロギー派のような対立では到底ありません。  つまり実務派とイデオロギー派の対立というのは幻想です。  ちなみに北京組、上海組の対立と言うのはあります。

回答No.4

回答に補足します。 私の回答は現在の胡錦涛政権下、もしくは江沢民末期についての意見です。 中国の場合、時期によってかなり様相が違うので、質問をする場合も、どの時期についてのことなのか、明示したほうがよいと思います。

回答No.3

 2つ注意するべき点があります。一つは中国の政治内部については、分からないことが多いということ。また、派閥というものがあるとしても、自民党の派閥のように、きちんとした制度ではなく、人脈を介した流動的なものであるということです。というのは、共産党では派閥を作ることはタブーであるからです。  確かなことはいえませんが、共産党内には、政府や党の力を維持しようとするのか、党の権力を制限し、市場や法律、民主的制度を通じて社会を統治していこうとするのか、を巡って争いがあると思います。  多少ですが、いわゆる日本の抵抗勢力と構造改革の対立にも似てますね。 対立の構図はかなり複雑で、これということは難しいと思います。

  • dayuan
  • ベストアンサー率55% (277/500)
回答No.2

実務派は国家を運営していく上で完全な社会主義だけではやっていけないというわけで、ある程度市場原理を取り上げた政策をとります。 これをイデオロギー派は「右派の反動だ!」と批判するので、対立するわけです。 文革中期から末期にかけてが激しかったですね。イデオロギー派にあたる江青ら4人組はあの手この手で実務派の周恩来を批判する活動を繰り広げていました。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.1

昔から対立はありました。 毛沢東と、周恩来の対立が今に続いていると言うことでしょう。 彼らの対立は、社会の動乱時に表面化します。 二度の天安門事件はそうですね。 中国に社会主義法原理が現実に存在するかどうか知りませんが、権力闘争の手段が社会主義ですので、、、、 元々中国は、中原と、江南の二つの勢力(民族)の集合体です。 黄河流域の麦作民族と、長江流域の米作民族といったほうがいいかもしれません。 三国志もそうでしたし、南宋など南朝も何度もできました。 長江流域の米作民族(上海)が現実路線で、黄河流域の麦作民族(北京など)が、原理主義的ということでしょう。 客家もからんでいるので、少し複雑ですが。

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