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資本主義社会の行き着く果ては?
資本主義社会の行き着く果てとはどのような社会なのですか?またそれはいつ頃訪れるのでしょうか? 社会主義や共産主義に変わる新たなイデオロギーが生まれるのでしょうか? 漠然とでもいいので教えてください!
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暫くは、非金銭的価値体系(宗教、民族主義など)と、金銭的価値体系(資本主義など)のあいだで、価値体系が揺れる状況が続くのではないでしょうか。。。 資本主義を支えるインフラがより確固になりつつあるいま、 リスクとされてきた資源問題/環境問題/貧富格差問題をクリアしていくならば、 今後も金銭的価値体系は強みを維持していくでしょうが、 その一方、これらを簡単にクリアできず試行錯誤を繰り返すことになるならば、 またその過程で、資本主義を我田引水的に使う動きが高まり(特に米国)、それに対する他からの反感が強まるならば、 非金銭的価値体系が盛り返してくるシーンが十分ありうるでしょう。。。 但し、いずれかに一方的に傾斜する、というシーンは、ここ暫く(数十年)はないのではないでしょうか。 また金銭的価値体系と非金銭的価値体系の統合(社会主義、共産主義)も、地域的/部分的には起こり得る可能性あるものの、ワールドワイドでは起こりにくいでしょう。。。 (特に非金銭的価値体系においては、地域性など、よりスモールコミュニティの維持が重要と考えられるため・・・) 以上、もしお考えのご参考になるならば幸いです。。。
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- bigskull
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お金の動くしくみは消費だけではなく、投資もあるのだということも認識しておく必要があると思います。投資のバランス次第で、貧富の格差も発生します 一部の産業や地域にお金が集中する場合の他、 総需要が伸びないのに合理化が進む場合などに貧富の格差は発生します その状態で社会保障や教育などのシステムが不充分だったらボロボロです 日本国内に限って言うと、今は貧富の格差が拡大する傾向にあると思います。
- x7z
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累進課税を止めない限り順調に進みます。貧富の差が拡大することがよく資本主義の問題点として挙げられますが、あれは実質的ではありません。あくまで見た目の格差であり、実質的格差はむしろ縮まっています。 名目GDPで日本は世界2位ですが、購買力平価で計算しなおしたGDPでは中国、インドの次で4位です。日本と中国の差は為替というまやかしによって生じた見た目の差であり、生活と言う面においてはそんなに差はありません。 資本主義が進めば進むほど、見た目の格差は広がりますが、最低生活レベルに必要な額が下がってきます。たとえば極端な例を挙げれば、今度月への旅行が110億円で一般人でも行けるそうです。私たちの生涯賃金は三億円といわれてます。ロシアだったらその十分の一です。金持ちが110億円払ってロシアに金を出せば一体何人の人が生きれるでしょうか? つまりどんなに金を稼いでも金持ちの究極的にできることは限られるのです。しかもだんだん割高になります。金持ちが価値に見合わないことに消費してくれることにより一般人が実質的にうるおうのです。 見た目の貧富の差が広がっても、結局お金は増えた分、一般人のところへ流れてくるのです。言いたいことがわかっていただけたでしょうか? わかりやすく言うと30年前の車と今の車、値段は今のほうが高いですが、実質的には一般庶民でも楽に買える値段になっているのです。資本主義の合理化により大量生産されたおかげです。 社会主義の計画経済では一定量を作りつづけ合理化は起こらず、値段も変わりません。
お礼
ありがとうございます!完璧にではありませんが、理解できました。 貧富の格差は実質的には広がっていない。目からうろこの話でした!
お礼
ありがとうございます。とてもわかりやすかったです! 私たちが生きている間は大幅な変化はなさそうなのですね。