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対立の必然性?
保守主義と革新主義の対立、個人主義と共同体主義の対立、物質主義と精神主義の対立は、政治・経済・文化・社会のどの生活領域でも生じる。 「人間性」なるものを考慮しながら、その対立の必然性を論証しなさい。 という課題がでました。それぞれの対立の内容はわかるのですが、「人間性」を考慮するというのがよくわからないんです。必然性を論じるということは、内容を問う問題ではないんですよね・・?少しの事でもいいので教えてください(>_<) お願いします。
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- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
自信無しのアドバイスです。 出題の意図を考えてみると、どういう人たちがどういう主義をどのように 主張するから対立が起こるのか、ということを調べてみるとよいかと思い ます。人間にはいろいろな人がいますから。 例えば 公共の福祉のことを考えて主張するのもその人の人間性 自分たちの利益だけを考えるのもその人の人間性 相手のことを理解しようとするのもその人の人間性 なんでも反対するのもその人の人間性 感情的になるのもその人の人間性 自分の利益のことしか考えないのもその人の人間性 理論的に考えて公正な判断をしようとするのもその人の人間性 自分の属する団体のために自分を押さえるのもその人の人間性 話し合いで合意を得ようとするのもその人の人間性 過激に、実力で主張を押し通そうとするのもその人の人間性 例えば、憲法改正を賛成(反対)している人たちはどういう人 たちなのかを調べてみるとよいのではないでしょうか。 繰り返しますが、自信無しです。
- hanbo
- ベストアンサー率34% (1527/4434)
人間性という意味合いをどのように使うかによって、異なってくるとは思いますが、単なる理論だけの対立に加えて、人間としての利害や個人的感情などが加わった対立となりますので、理論が正しいか間違っているかと言う論議の裏に、相手に対する個人的感情や、利害を含んでいることから、対立が必然的となると言うようなことかと思います。
- westpoint
- ベストアンサー率35% (173/482)
人間性と言うことでは非常に範囲が広いのですが、こう考えてはどうですか? 「いままでこれで上手くやってきた。子供たちにもその安定した社会から得られる安定した人生を享受させたい」と言う保守主義。 「今までの社会に不足していた物、不完全であった物を洗い直し、自分たちが享受できなかった、よりよい社会を子供たちに残したい」と言う革新主義。 どちらも子供たちに良い環境を与えたいと考える人間性から発した物で、どちらも正しい考え方です。 どちらも正しいから対立が起こるってことですね。 「自分自身の個性の発現を優先するのは人間として当然である」と言う個人主義。 「人間とは社会を形成して生きる生き物である以上、個の利害が衝突して社会に害をなすことは個々にとって不利益である。従って、あらかじめ個に優先する共同体の利害を設定することが人間としての尊厳を守る」と言う共同体主義。 どちらも「人間の生き方」に関する考え方で、どちらも正しいと言えます。 そんな風に考えては如何でしょう。