再販制度について

質問

著作権を守るための再販制度というものを最近知りました。しかしブックオフやゲオなどといった中古を扱う店が堂々と営業できるのはなぜなんですか？

回答No.2

InfiniteLoop · ベストアンサー

○中古販売はなぜ行えるのでしょうか。

再販制度（再販売価格維持制度）というのは出版社が書店に対して直接卸した本についての約束事であり、書店が一般消費者等から購入した本を販売することについてはこの制度は適用されないからです。

再販制度においては、出版社は、書店に対して本を卸すときに、「この本は必ず○○円で売ってください。」という条件をつけて本を販売します。

本来、このように、メーカーが小売店に対して、商品を一定の値段で売ることを強要することは独占禁止法で禁止されています。（「希望小売価格」という、強制力の無い値段を提示することは許されます）

しかし、例外的に、本やＣＤなどについては、このような強制も独禁法上許されているのです。

一方、中古本は、書店が出版社からではなく一般消費者から買った本の販売です。上記の再販制度とは構造が異なります。

もし出版社がこのような中古本の販売価格にまで文句をつけたり、中古本を扱っていることを理由に取引を停止するなどしたら、たちまち独禁法違反になってしまいます。

ということで、中古本の販売は何の問題も無くできるのです。

参考URL：

http://homepage3.nifty.com/machina/c/c0011.html

回答No.1

nebel

著作権を守るための再販制度とはどういうものでしょうか？
よければ教えてください。

書籍などの再販制度は、著作権の問題ではなく、
文化の担い手であり、国民が等しく享受できるように、
地域の差などの市場経済のあおりをうけないようにするためのものです。
つまり、とある本が、東京だと安いけど地方にいくと高いというのは文化レベルという点で問題があるから。

CDなんかで、このシステムを逆手にとって販売権者がいいめを見ているのでは？という議論はあります
特にCDとか。

補足

書き方が適当すぎました。すみません。
価格を定価から勝手に下げてはいけないというルールがあるようなのですが・・・。それでは中古販売はなぜ行えるのでしょうか。