#3です。
私は電気科の高校を卒業したのだけど、いざ説明となると
難しいですね。
表示部の針を動かす仕組みが、
可動コイル形と可動鉄片形(磁石が動く)があります。
これは、電流計と電圧計それぞれありますので、
この部分の仕組みは同じです。
なので、電気を検出する部分の回路の構成が違うのです。
●電流計は測定レンジ(測定範囲)切り替えの為に
抵抗器がメータコイルと並列に入ります。
この抵抗器の名称が分流器です。
電池とランプの回路の電流の測定をする時は、
電流計をランプと直列に入れます。
この時、電流計のコイルに電気抵抗が大きければ、
ランプの回路の電流が、電流計で電圧降下して
正確なランプに流れる電流量が計れないのです。
それで、電流計自体の電気抵抗の理想抵抗値はゼロなのです。
●電圧計は測定レンジ切り替えの為に抵抗器が
メータコイルと直列に入ります。
この抵抗器の名称が倍率器です。
電池とランプの回路で電圧を測定する時は、
ランプと並列に電流計を入れます。
電流計の電気抵抗が小さければ、ランプに電気が流れずに、
メータコイルに電流がすべて流れショ-ト(短絡)してしまいます。
メータコイルに抵抗器を直列に入れることで、ランプに電流が流れて、
ランプに掛かる電圧が測定出来るのです。
ですから、
☆電流計は内部抵抗が小さい(理想は抵抗値ゼロ)です。
☆電圧計は内部抵抗が大きい(理想は抵抗値無限大)です。
しかし、メータコイルを動かす電流が流れる為に
極めて小さいですが、電気抵抗があります。
それと、測定範囲を切り替える必要がありますから、
電圧計では測定範囲に応じた抵抗値になります。
☆違いはメータコイルにつなぐ抵抗器が並列か直列かの
違いでしかありません。
お礼
二度も答えていただいてありがとうございます。大変分かりやすく、すごく参考にさせていただきました。次の面接までに理解して、なんとか乗り切りたいと思います☆