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押し花の色

 押し花の色は、なぜ変色しないのでしょうか。水分をとった時になぜ色が変色しないのか。また、その後も長期間変色しません。どうして長期間変色しないのか。花瓶の花は枯れると変色しますが、こちらはあまりしません。その違いは何でしょう。  

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  • DexMachina
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回答No.1

違いは光と水、ではないでしょうか。 植物の色素は、その殆どが有機化合物です。 これらは特定の波長を吸収して、残りの光を反射するため、それぞれの 色に見えるわけですが、光を吸収するということは、その光によって 不安定化するということでもあります。 また、その色素のそばに水があると、分解が促進されます。 花瓶の花や野原などに咲く花は、当然直射日光を受けますし、 日陰に生えた草花であっても、周りから乱反射した光を受けます。 このため、植物の色素は、光で不安定化し、徐々に色あせていきます。 (植物が生きている間は、色素の再生産が行われるので退色しません) 一方、押し花は物に挟まれているため、その間は光が当たりません。 また、その間に乾かされるため、押し花にした後は水による分解の促進も 受けないのだと思います。

seizazukan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。問題は光と水なんですね。 しかし押し花にして、挟んでいたものを取った後、 水分がないので分解の促進はなくても、押し花に残っている色素は 光によって不安定化し、変色してしまわないのでしょうか? 出来ればまた回答をお願いいたします。

その他の回答 (2)

  • DexMachina
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回答No.3

> 水分がないので分解の促進はなくても、押し花に残っている色素は > 光によって不安定化し、変色してしまわないのでしょうか? もちろん、水分を充分に飛ばした押し花であっても、 光に当たれば不安定化して退色していきます。 植物の色素に限らず、有機染料は光によって分解されますので。 (分解の速度は、それぞれで違いますが) なお、水・光を遮断した状態であっても、熱や空気中の酸素などに よっても(それらがある場合に比べれば圧倒的に遅いですが) 退色は起こります。 つまり、あくまで程度問題ということになります。

  • aka_tombo
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回答No.2

プロとして押し花を作っている人から聞いた事ですが、押し花でも変色する事はあります。水分をいかに早く抜くかが色の保存性のポイントで、抜く速度が速い(短時間に脱水する)ことがきれいな押し花をつくるコツだと言っていました。 1の方も水の存在にふれておられますが、確かに小学校などで作った植物標本は品質的に幼稚なものでしたね。

seizazukan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。まさか押し花でも変色するとは思いませんでした。やはり水が問題なんですかね。参考になりました。ありがとうございました。