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愛媛玉串料訴訟事件について

この事件について ・何が争われたか、裁判の経過など事件の概要 ・控訴審、最高裁それぞれの事実認定と法律判断 以上のことを知りたいです。 詳しい方、役立つサイトなどを知っている方は教えてください。

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noname#23881
noname#23881
回答No.2

この事件は、 【概要】愛媛県が、靖国神社及び県内の愛媛護国神社に玉串料、供物料等の名目で公金を支出した行為について、憲法20条3項・89条違反に該当するとして、当時の県知事らを相手取って訴えが提起された住民訴訟です。 【経過】1審は、住民の請求の一部認容、控訴審はこの請求認容の取り消しがなされ請求棄却の判決が下り、原告側が上告し最高裁では、愛媛県の公金支出は違憲という判決が下りました(一部破棄自判、一部棄却)。 【争点】・憲法20条3項のの禁止する宗教的活動とは何か。 ・この玉串料の公金支出は憲法20条3項に違反するか否か。 ・本件玉串料の公金支出は憲法89条に違反するか否か。 でしたが、 最高裁では、憲法20条3項の宗教的活動については、以前の津地鎮祭訴訟などのものを踏襲す判断を行いました。 そして、公金支出については、目的効果基準に照らし合わせ、県が玉串料の奉納について宗教的意義を持ったものとされ、違法という判断がなされました。 サイト以外で、この判決について紹介されたものとして、「憲法判例集」有斐閣新書 ¥999 があります。本書は、158件の判例について、事件の概要、判旨、コメント(反対意見など)が掲載されています。コンパクトに纏まっているので、一読をお勧めします。  

その他の回答 (1)

回答No.1

公費で地鎮祭や玉串料の支払いを行なった時には、 政教分離違反なので、その費用は返還せよという争いです。 愛媛玉串料訴訟では最高裁で違憲判決を得ました。

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