2級 工業簿記 予定賃率
現在、日商簿記2級の勉強を独学で始めたばかりの者です。某テキストで勉強しているのですが
良く分からない個所があり、お知恵を拝借したく、ご相談させてください。
表題について書かれている部分なのですが、工業簿記というものに慣れていないせいなのか
理解できない部分があります。以下に原文のまま示します。
「
当月、直接工の直接作業は290時間であった。予定賃率@1,000を使用している。
(1)直接労務費なので、「仕掛品」を使う。仕掛品が増えたので、左に仕掛品290,000
と書く。
@1,000円×290時間=290,000円
仕掛品 290,000 /
(2)賃金を消費したので、右に賃金290,000と書く(賃金が減ったことになる)
仕掛品 290,000 / 賃金 290,000
」
以上の部分なのですが、唐突に貸方に「賃金」が出てきたのが理解できません。
私の中ではまず
賃金 290,000 / 現金など 290,000
という仕訳があってから、賃金勘定を仕掛品勘定に振替えるのではないのかな
という認識でした。
例題にも「賃金を消費したので」とありますから、消費するためには賃金勘定の
残高がなければおかしな気がします。
私の頭が固いのでしょうか?どなたか分かりやすくご教示頂けたらと存じます。
お礼
アドバイス、有難うございました。参考にさせて頂き、がんばります。