リボソームタンパク質遺伝子とrRNA遺伝子の違い
哺乳類の細胞にはきわめて多くのリボソームが存在し、rRNAの量は細胞内の全RNA量の8割に及ぶ。一般に生物はrRNAの遺伝子の数を増やすことによりこのような多量のrRNAを確保している。実際、ヒトのゲノムには、それぞれのrRNA遺伝子が100個以上ずつ存在する。一方、リボソームタンパク質をコードする遺伝子は1こずつしか存在しない。rRNAをコードする遺伝子とは異なり、リボソームタンパク質をコードする遺伝子が1個ずつで十分である理由を考察し、2行以内で述べよ。
という問題がありました。
そこで私が考えたのはまずリボソームはrRNAとたんぱく質から構成されている。
純粋にRNAの寿命は短いということから検討して事実かどうかはわかりませんがリボソームタンパク質は翻訳されてから何度も繰り返し、そして異なるrRNAにも複合体を形成することが寿命が来るまでに用いることが可能なのではないかと考えそう述べたのですが、解答をみたら
「リボソームRNAでは転写産物がそのまま機能するが、リボソームタンパク質の場合、mRNAを繰り返して翻訳に利用できるから」
という解答だったのですがこのとらえ方の意味がわかりません。
rRNAはそのまま機能するということで各rRNAを転写する領域が必然的に必要となってくるという解釈が前半部だと解釈したのですが、後半の意味合いが分かりません。
解答ではもう少しわかりやすくいうとどういうことを伝えているのでしょうか。
ご指導お願い申し上げます。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 沈降係数ですね。 わかりました。