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「税込みで」の表現方法

辞書を調べると「税込みで」というのはwith taxと書いてあったのですが もう一つbefore taxというのがありました。 このbeforeの使い方がよく分かりません。 直訳すると「税の前に」となっちゃうじゃないですか? どなたかこのbeforeについて詳しく説明していただけないでしょうか...

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回答No.4

アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 このbeforeはかかる税金を差し引く「計算をする前」という意味なんですね。  この税金は所得税でも、消費税でも、不動産税でも税金と言われるものが計算される前の数字なのです。 実際に税金として取られる(政府に行ってしまう)のはその場ではないことがほとんどですね。 ですから、計算上、と言うことを念頭に入れておく必要がある、と言うことなのです。 消費税が3%から5%に変わることが分かったときには、Before tax for 19xxと言うような計算上いつにかかるかかわりますよ、と言う表現が必要だったわけです。 と言うことでこのBefore taxは税金計算する前の、また、実際に税金を支払う前の、と言う意味で使われ、日本語の表現として、税込み、と言う表現が使われわけです。 なお、税込み、を表現するのに、including tax,と言う表現が間違って使われているのを見たことがあります。 支払うべき税金を引かない前の金額、と言う意味と、支払うべき税金を引いた後の金額、と言う意味と両方取れるから誤解を犯す表現だと言うことになります。 (もし今私が書いている間に誰からこの表現を回答としましたら、批判をしているのではないと言うことを知ってください) よって、税金を(計算上)引く前の分、と言う意味合いがちゃんと出ますので、Before taxと言う表現は誤解のない表現と言うことになります。 もちろん、引いた分、と言うのであれば、After taxと言う表現になります。 もうひとつの解釈として、Before being taxed, After being taxedを省略した表現方法とも考えられないことはないと思います。 このtaxedも税金を支払う責任が発生した時点での政府が作った基準の計算に基づいた金額、と言う会計・経理の専門用語の理解が含まれているわけです。  これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

wanko4649
質問者

お礼

大変詳しいご説明ありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#14589
noname#14589
回答No.6

補足させてください。 Gさんの回答を読んでいて、まさにそのとおりだと思いました。 ただそのまま日本に当てはめると、やはり(昔の勘違いしていたわたしも含めて)混乱するのかもしれません。 「支払うべき税金」という概念が日本には乏しいからです。 実際政府も、例えば消費税に関しても売上高が1千万円以下の事業者は消費税納税免除されたり、株などの投資の利益も20万までは申告しなくてよいなど、税金が収めるべきものという感覚が日本人は西欧に比べ乏しいのかもしれません。 実際サラリーマンは強制で引かれていて、アメリカのように自分で収めていませんし。 日本には商品価格はいまだに税金が含まれていないものも市場に多いことも意識しておかないと、このbefore tax、after taxは勘違いする原因になりえるとおもいました。

wanko4649
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおり日本と外国の市場に対する意識の違いは 明らかで、なかなか直訳すると解釈しにくいですよね...

noname#14589
noname#14589
回答No.5

before tax は、税引き前 after tax は、税引き後 ということにあります。 意識しないといけないのは、日本と西欧の税金と商品価格のポジションです。 日本の場合、10数年前まで消費税など購入物品税が存在しなかったのに対し、英語圏西欧などではVAT付加価値税など30数年以上前からありました。 VATなどは、店頭価格はすでに税込みであり、そこから税金還元や税金免除でなんとか安くしようという意識が購入者や観光旅行者にあるのに対し、 日本では、店頭価格は長い間税金は加算されておらず、その後消費税が別枠計算で[消費税○○円]と記載される時代にはいりました。 そして最近平成16年の4月から、やっと税も含めた総額表示になっています。 ですので、単に英語だけで考えるとbefore tax、ときいて「あっ税金前。ということは原価だな」と思い勝ちですが、そうではなく、西欧的に考えると税金前は税を含んで計算されているものいわゆる現在の日本の総額表示となるわけです。 税の還元を受けたあとの価格などを計算する場合は、after taxとなります。 海外で買い物をして、その土地の空港で免税申請すると、税金分がもどりますというのがこれにあたります。

回答No.3

including tax でもいいはず。

wanko4649
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

  • ismael
  • ベストアンサー率33% (228/687)
回答No.2

before taxは、税引き前の という意味です。 収入が100円、申告して税率が10%となると実収入は90円ですね。 この申告前(課税前)の収入を「税込み」収入と言ったりします。

wanko4649
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.1

 before tax の「税込み」というのは「消費税込み」という意味合いでなく,「給料から所得税を引く前」という意味の「税込み」です。  after tax なら,「税引き後」となります。

wanko4649
質問者

お礼

迅速なお答えありがとうございました。 beforeに「(税を引く)前」という意味があったなんて知りませんでした。

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