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木造高床の場合、雪による壁のゆがみはある?
雪国に今度家を建てるか検討中です。 一応、2階建て、高床式(高床部分が木造)を検討しています。 高床式にした場合、雪が積もって、高床部分の壁を雪で圧迫して、ゆがんだりしないものなのでしょうか? 凄いときには1晩に1mくらい積もるので、すぐに家の周りは雪で一杯になります。 一応毎日雪かきはしていますが、1週間くらい留守にする時が月に1回ほどあるので、心配です。 一応コンクリ式のものも検討中なのですが、建坪によって高床木造より更に200万円近く高くなるとのことでした。やはり、雪国の高床は木造はダメでしょうか?
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雪の性質上、湿った雪は重く崩れずらい、乾いた雪(寒い地方の雪)は軽く崩れやすいです。 どちらの地域の雪国か不明ですが、湿った雪しか降らない地域ではいくら積もっても雪が崩れようとする圧力が壁に加重としてかかることはないと思いますし、寒い地方で乾いた雪がいくら積もっても軽いので、壁にかかる荷重を考慮に入れる必要はありません。 ただし、敷地が平坦である場合のことであって、雪崩が起きるときのように敷地自体が傾斜地である時や、建物際が道路で積雪の上にさらに加重がかかる場合は建物外壁に対して外圧がかかる可能性を考慮しないといけない場合が考えられます。 積もった雪が融けるとき、通常解けるのは地面に接する一番下と建物に接するところから融けます。(異常に外気温が高い時の融け方は違いますが。) 最終的に春先の雪解けがかなり進んだ時には、建物の外壁と積もった雪の間がかなり空いているのを見ることがあると思いますが、真冬でも降雪後少し時間が経てば僅かにこの隙間が見られます。 従って、積もった雪で外壁が押される心配はいらないことになりますね。 構造計算上も積雪加重は垂直のみしか計算せず、水平加重を計算することはありません。 屋根が受ける積雪加重には十分配慮することが必要ですが、壁については加重よりも雪が長期間接することによって受ける外壁そのものの素材への被害、含水、凍害などのへの配慮のほうが重要かと思います。
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- alias3
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札幌在住です。 こちらの物件では3階建ての総RC造、或いは1階をRC造、2~3階が木造の高床式住宅が圧倒的に多いですね。 1階部分はガレージ+物置にしているパターンが大多数です。 ガレージ出入り口部に融雪装置が備えられているケースも多々あります。 木造でかさ上げしている住宅はあまり目にしないのがこちらの状況です。 さて、2階建てということは、1階部分を上記のようにせず、居住空間として使い、単純に床部分を高くするということでよろしいのでしょうか? 木造であっても、1ヶ月雪かきをサボりっ放しのような行為をしない限り、そうそう圧雪による構造への影響は出ないと思います。 ただ、経年劣化はRCより早いので、なるべく早期劣化を防ぐよう、マメに雪かきはされたほうが良いと思います。 もうひとつ、基礎から床までの空間がかなり空くと思いますので、床下断熱は十分されることをお勧めします。 つまり、床下の温熱環境を十分考慮する必要があるということです。 考え方として床下は内部空間なので、気密・断熱・計画換気・暖房計画が必要になります。もちろん、湿気対策として気密シート押さえのコンクリートが必要になります。 気密のポイントは、基礎天端と土台との気密を取ることです。基礎断熱でない場合は、ここにパッキンを挟み換気をとることもあります。 断熱は基礎の外断熱になります。 計画換気については、1階の床にガラリをバランスよく設け、1階と床下の空気を対流させます。 暖房は、パネルヒーターがある場合には床下の配管からの放熱が期待できるのですが、もしご質問者様のご予定の建物に全館暖房を導入しない場合は、1階の暖房された空気を床ガラリから床下に対流させ暖めるか、床下に床下専用の暖房機を設置するかになります。 床下の内部空間も、1室分の空積として考えなければなりません。 いわば半地下の部屋として認識し、その上で気密・断熱・換気・暖房をどのようにするかをよく設計担当と検討してください。 冬、寒い家は辛いものですから。
お礼
回答ありがとうございます。 一度、建築業者さんに、駐車場部分と、2階(実際には居住空間の1階)の断熱について確認してみたいとおもいます。
補足
説明不足ですみません。 おっしゃる通り、1階はガレージとして使用、2、3階を居住空間として使用します。
お礼
回答ありがとうございます。 湿った雪質の地域に住んでいます。 平坦地に家を建てるので、特に横からの圧力は気にしなくてよさそうですね。