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会計情報システムの構成要素
会計情報システムの中に生産システムとかマーケティングシステムが含まれるのはなぜですか。
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できればもう少し情報を足していただけると回答しやすいようです。 会計情報システムの中に生産系販売系情報をすべて持つケースは少数です。理由は、膨大な情報となってしまうからです。システムが扱いきれなくなるわけですね。通例では、サマリー情報か明細情報を削減して会計明細情報に付与することが多いようです。 会計情報システムには大別して3種類あります。財務会計システム、管理会計システム、原価計算システムです。管理会計システムのカテゴリーで、一般管理会計システムと原価計算システムと分かれるのが通例です。 管理会計システムは文字通り、マーケィング分析を経理情報のメッシュで捕まえようとするものです。広義ともなれば、販売チャネル情報など限りなくSCM管理情報に近づいてゆきます。ここまでくると、管理会計情報と呼ぶよりは、管理情報の集積という意味でInformation-Warehouseと呼ぶのが良いでしょう。 原価計算システムは製造工程システムとの連携なくしては経理情報がつかめません。よって、生産システムと一体化するケースが多くなってきます。また、生産計画から予算計画が導きだされるので、需給情報も管理会計情報の予測情報として必要とされます。 会計情報システムに求められるのは、財務要件、過去のトレンドを見る管理会計要件、決算期までの業績予測をするための管理会計要件、すべての条件を網羅する経営判断情報を提供する要件などです。それは、会計情報を切り口としつつも、すべてのチャネルやブランドのメッシュも含めた経営情報を提供する必要があることを意味しています。だからこそ、会計情報システムのなかにSCM情報などがオーバーラップしているように見えるということだと思います。 これで回答になっているでしょうか?
お礼
連絡が遅れてどうも申し訳ございません。詳しいご説明どうもありがとうございました。