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枕草子の百七十七段「宮にはじめて参りたるころ」の訳
清少納言の枕草子で、「宮にはじめて参りたるころ」という章段がありますが、伊周と定子が平兼盛の歌をネタに会話をするシーンがあります。そこの ”物語にいみじう口にまかせて言ひたるに、たがはざめりとおぼゆ” の部分の訳が分かりません。ネットを調べても色々と解釈があるようで、特に”口にまかせて”の部分がわかりません。直訳でも良いので、どう訳すべきか教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
物語などで、口から出まかせに言った様子と全く違いがないように思える。 物語などの中で、口からでまかせに言ったようなあり得そうもない素晴らしい現実が目の前にあるので、新参者の清少納言は感激しているわけです。定子は藤原北家の大姫、伊周はその兄、当時の日本の最高級の貴族なわけで、衣装の描写がありますが、衣装も非常に素晴らしいものであったと思われます。
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noname#15872
回答No.3
「口にまかせて」の直訳は、「口そのもののするがままにしておく」でしょう。(広辞苑「まかせる」より。この項には『徒然草』を出典として『くちにまかせていひちらすは』がありました。)だから、「言いたい放題に」(新潮日本古典集成 『枕草子下』新潮社)という訳になるのだと思います。
質問者
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ありがとうございます。すると、物語で言いたい放題にいうのと違わない、ということでしょうか?少し分かりにくいですね。
- poohron
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回答No.2
質問者
お礼
ありがとうございます。でも、口の勢いのまま賞賛するというのは、どういうことなのでしょうか?
- mikimo555
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回答No.1
これなんかどうですか?↓
質問者
お礼
ありがとうございます。ただ、口を極めてほめていう、というのは分かりますが原文には「褒めて」というような単語がなく、なぜこうなるのか分ませんでした。
お礼
ありがとうございます。やっと分かりました。ありえそうもない事が目の前で起きていて、それに感動しているわけですね。