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分詞構文が以前のことをあらわす場合、なぜHaving Vp.pなのでしょうか?
こんばんは。お世話になっています。 分詞構文が、他の部分の動詞よりも時間的に前のことである場合、VingをHaving Vp.pに変えますが、これは現在完了と同じですよね? でも現在完了は「あくまでも現在の話」と習いました。そうなると「以前のこと」をあらわすことはできないのでは・・と思ってしまいました。それとも僕の考えは前提からズレているのでしょうか? おかしな質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
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分詞とか,不定詞というのは準動詞であり,現在や過去という時制の概念がありません。 例えば,I like to play tennis. といった場合,to play の部分には時制がなく,解釈上は,全体の like という現在時制に一致していると考えるのです。I liked to play tennis. であれば,play の解釈上の時制は liked の過去に一致しています。 このような単純形の場合は,全体の時制に一致しているのに対し,時制をずらしたいときに完了不定詞を用います。 It seems that he was sick.「彼は病気だったようだ」を He seems to be sick. とすることはできません。これだと,be の解釈上の時制は seems と同じ現在になり,he was sick の意味が出ません。He seems to have been sick. のように to have p.p. という完了不定詞にすることで,時制を1つ過去にずらすことができるのです。この have p.p. という形は現在完了の過去が現在に影響を与えるという幅のあるのとは異なります。(ただし,It seems that he has been sick. も He seems to have been sick. になりますので注意してください。) 分詞構文の場合も,Having p.p. という完了分詞にすることにより,その後にくる主文の時制より1つ過去にずらすことができるのです。 このように,完了不定詞とか完了分詞の「完了」というのは現在完了の「完了」とは少し異なるのです。
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- zak33697
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zak これは、現在完了形と言うよりも主文等の示す時制よりも以前のことを"完了形"によって表す表現方法といえます。 例えば主文が過去で分詞構文の部分が意味上それ以前のことであれば過去形であり、もはや現在完了の時制でなくなります。 例。Having breakfast, they started to work. (After) they had breakfast, they started to work.
お礼
zak33697さんどうもありがとうございます。 なるほど形は現在完了でも、別物と考えるべきなのですね。
お礼
wind-sky-windさんどうもありがとうございます。 なるほど一般的な現在完了のイメージとは異なるわけですね。どうしても「現在」という感覚で考えていたのでこんな疑問が出てしまいました。