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退職時の念書に注意―重要な情報の漏洩を防ぐために
- 過酷な労働条件と低い給料により、自主的な退職を決めました。しかし、私は海外メーカーからの仕入れに関わる立場であり、重要な情報を知っています。会社からは念書にサインし、情報の利用や漏洩を制限するよう強いられています。
- 退職する際に、私は新しい職場でも貿易関係の仕事をする予定ですが、海外メーカーからの情報を利用する意図は全くありません。しかし、法的な義務として念書にサインしなければなりません。どのように対応すれば良いのでしょうか?貿易関係の法律に詳しくないため、アドバイスをお願いします。
- 退職時には重要な情報の取り扱いに注意が必要です。今回の場合、海外メーカーからの仕入れに関わっており、その情報を保護するために会社から念書にサインを求められています。新しい職場での利用や情報漏洩には慎重になる必要があります。法的な規定に従ってサインするべきか相談することをおすすめします。
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法律的に念書にサインの義務があるか、またその内容について交渉ができるかを明確にするには、ハローワーク、地方自治体(区レベル)の無料弁護士相談、弁護士協会の相談(30分5000円ではなかったかと思います)で 確認されるのがいいと思います。 状況や法律が変わっている部分もあるかと思いますが、大分昔の例を参考までに。 1.念書に合意しなければいけないわけではない。合意も拒否もできる。2.念書の条件を交渉できる。できるだけ、自分に不利のないように。 3.機密保持期間を設定するのがよい。例えば、退職後3年。期間につい て何も書いていない、無限は避ける。 この契約がなくても、トレードシークレット法があります。ただし、会社は社員にどれが機密かを明示し、その管理義務があります。顧客情報や取引先、会社経営情報、組織などは機密事項です。 なお、会社のものを無断で持ち出す、コピーを持ち出すのは窃盗にあたり ます。例えば、顧客リスト(名刺やPCのデータとして)は許可のない限りもちだせません。退職に当たり、現在の顧客に挨拶状を送る場合には、 現在の会社に、許可を得る、内容の事前了解を得る必要があると思います。新しい会社で、以前の会社の機密情報を開示すること、新しい会社が新たに雇用した社員に以前の会社の機密情報を聞くことは違法です。 新たな会社で、自分の身についた経験を活かして、0からの出発で、正規に同じ取引先で競争するなら問題はないはずです。この際も、以前の会社の機密情報を先方に伝えてはなりません。 一つ回答していない点があります。損害賠償請求に関する記述のあるものは、気をつける必要があります。これを強要すること自体、問題がないのか、上記機関に念書を持って行き、どう対応できるのか可能性を相談するのがいいと思います。 職業選択の自由は憲法で保障されています。これを非合法的に制約はで きません。一旦サインをすると効力を発しますので、慎重にして、拒否も 念頭において適切にしていただくのがいいと思います。