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正倉院の碁盤と碁石

先日正倉院展で見てきました。 碁盤は唐から又碁石は百済から頂いたもののようです。どちらも大変すばらしいものでしたが 少し疑問を感じたので質問します。 1.碁盤の桝目は現在はやや縦長に作られていますがこの碁盤は正方形に見えましたが実際はどうでしょうか? 2.碁盤の桝目に対して碁石が異常に小さく感じられました(特に白、黒の碁石)。もともと、この碁盤に使用されたとは思えませんが?又碁盤だけ頂くというのはやや不自然で、この碁盤用の碁石も唐から頂いたのではないかと推理したりします。 どなたか詳しい方回答お願いします。

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  • tatsumi01
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回答No.1

残念ながら見にいってませんが、カタログを入手しました。 碁盤の縦49.0cm、横48.8cmとありますから正方形でしょう。 碁石は、紅牙撥鏤棊子と紺牙撥鏤棊子が直径1.5~1.7cm、白棊子と黒棊子が直径1.4~1.6cmとなっています。碁盤の長さを18で割ると約2.7cmですから、やや小ぶりでしょうか。 碁石の入手先は書いてありませんが、碁笥の銀平脱合子は百済義慈王から藤原鎌足が贈られたものと推定されるそうです。碁石が小さいなら出自は別かも知れません。

goof
質問者

お礼

回答ありがとうございました。初めに囲碁将棋カテで出して回答が無かったので考古学に再質問した次第です。 碁盤が正方形と言うことが確認でき又碁盤、碁石のサイズが確認でき大変参考になりました。 ちなみに手元にある安物の板版とプラスチックの碁石の寸法を当たってみたところ、碁盤は正倉院のものより相当小さくおよそ横で7cm縦で5cm小さいということがわかりました。 それに反して碁石は正倉院のものより相当大きく21mmありました(1.4~1.5倍)。 従って正倉院の碁盤で正倉院の碁石を使ったら、相当変な感じになることが予想されます。 いよいよ、正倉院の碁盤に合った碁石が存在していたと言う可能性が高まったと思っています(又正倉院の碁石に合った碁盤も)。

その他の回答 (1)

noname#15238
noname#15238
回答No.2

お邪魔します。 詳しくないので、お役には立てないのですが、 私も、院展で、碁盤と碁石を拝見しました。 解説の類を全く見ないで、自分の目で見たことを大切にしています。 黒檀の碁盤を見て、黒の碁石に、白色系の装飾(見事でした)を施した理由が理解できたのですが、別物だったのですか。 確かに、小さすぎると言われると、そんな気もしますね。 それにしても、あの「孫の手」 やんごとなきお方が、自ら「孫の手」を使うところは想像できません。 どのように使われたか想像すると、おもわず笑ってしまいました。 お役に立たずに済みません、 ただ、使いやすい、碁盤と碁石が「宝物」になったのかも?失礼しました。

goof
質問者

お礼

回答ありがとうございます。又一人あのすばらしい碁盤と碁石に感動を覚えた人が居て嬉しくなりました。 私も見たままで感じるのが基本だと思います。 あの孫の手も解説を読むとなーんだということになりますが。 http://osaka.yomiuri.co.jp/shosoin/index.htm