- ベストアンサー
エタノールアミンの発色?
酢酸バッファーとヘムの溶液にモノエタノールアミンを加えるとワインレッドのような色に変化したのですがこれはどのような反応なのでしょうか? エタノールアミンを加える前はヘムの茶色です。 アミンとカルボン酸くらいしかないのと思うのでよくわかりません。もしかしたらヘムの状態が変化したのかもしれないですが。 見当のつく方がおられたら教えていただきたいです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
正確な反応はわかりませんが、No.1の方がおっしゃるように、配位反応が起こったのではないかと私も思います。 つまり、モノエタノールアミンH2NCH2CH2OHのうち孤立電子対を持つNやOの被占軌道が鉄の空軌道と相互作用し、配位結合を形成したために軌道のエネルギー準位が変わり、吸収波長が変わったということではないでしょうか。
その他の回答 (2)
noname#62864
回答No.2
アミンとカルボン酸くらいしかないと書かれていますが、モノエタノールアミンには、アミノ基とヒドロキシル基が存在します。 アミノ基の窒素とヒドロキシル基の酸素は金属に配位して、キレート状になる可能性があります。 この場合にそうなるかどうかはわかりませんが、普通のアミンとモノエタノールアミンではかなりの違いがあります。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 確かにヒドロキシル基も配位する可能性はありますね。 ヘモグロビンのなかではヘムはヒスチジンに配位していますし。
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1634/3294)
回答No.1
配位
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 よく調べた結果、モノエタノールアミンによってpHが11付近にまで上がっていたためにヘムが溶けた(状態が変わった)と思われます。 状態変化のためか配位による吸収波長変化かはよくわかりませんが。