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グルコースの検出法
いくつかの試料を濾紙につけて、硝酸銀とNaOHエタノール溶液を用いてグルコースの検出を行いました。グルコースの入った試料だけがこげ茶色に変化したのですが、原理?がわかりません。グルコースがどのように反応したのでしょうか?
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回答No.2
グルコースのようにアルデヒド基を末端にむき出しで持つ糖を還元糖と呼びます。このアルデヒド基が還元性を示すからです。ご質問の反応は「銀鏡反応」と呼ばれる非常に有名な反応で、還元糖の定性に用いられることが多いです。原理は最初に書いたアルデヒドによって銀イオンが還元され、金属としての銀が析出することによります。通常はアンモニアを用いるのですが、NaOHでも反応するんですね。ここでの実験はろ紙上なんでこげ茶に見えたかもしれませんが、これは析出した銀の色です。ガラスの試験管などで行うと、析出した銀が特有の鏡のように見えるので銀鏡反応という名がつきました。
- c80s3xxx
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回答No.1
グルコースが還元剤になって,金属銀が生成したんでしょう.グルコースに限らず還元糖は同じ結果になるでしょう.銀鏡反応と同じようなものです.
補足
回答ありがとうございます。 実験は試料をつけた濾紙を硝酸銀溶液につけ、乾燥後、NaOHエタノール溶液につけました。茶色に変化したので酸化銀かな??って思っていたんですけど、銀が析出して茶色に見えたのでしょうか・・・