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ELISA系と細胞系
抗毒素の研究をしています。 作製した抗毒素が、ELISA系では抗体と抗原の複合体が確認できたのですが、培養細胞で毒と抗毒素をともに投与すると、その効果は見られず、むしろ毒単体のときよりも細胞死が増えてしまいました。 抗毒素中の補体による溶菌かと考えて、非動化の処理をしたのですが、変化はなかったので補体のせいではないようです。 他に抗毒素が細胞に及ぼす悪影響・その影響の排除の仕方を何か知っている方がいらっしゃいましたら回答お願いいたします。 説明不足でしたらご指摘お願いします。
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質問文から抗毒素は抗血清のようですが、 抗毒素単体では細胞死は起こらないのでしょうか。 抗毒素単体でも起こるのならば血清中の他の不純物の可能性もありますので、 IgG等の精製カラムやフィルターが市販されているので試されてみてはいかがでしょうか。 http://www.wako-chem.co.jp/siyaku/info/life/pdf/P-C2005.pdf 抗fas抗体がある種の細胞にアポトーシスを誘導することが知られていますので、 抗毒素中の抗毒素抗体自体がアポトーシスを誘導している可能性もあるかもしれません。
補足
そうです!抗毒素は抗血清です。 あと、抗毒素単体では細胞死は起こらないんです... 抗毒素のみの投与では死なない。 毒と抗毒素を混ぜると本来なら毒を抑えるはず。 でも混ぜると毒単体のときだけよりも多く細胞死が起こっている... という状態です。 説明不足でした。スミマセン!