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閉経後骨粗鬆症について。
血清カルシウム、血清アルカリフォスファターゼ、血清リンの値って、どうなるのでしょうか? 学校の課題のなのですが、文献に載っていなくて…。 ALPは骨形成の指標だから、正常または軽度増加かなと思うのですが、CaとPがわかりません。 骨吸収が亢進している状態だから、両方とも上昇するのですか? 教えてくださーい!
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year noteによると血清ALP Ca Pは原則的な正常範囲以内だそうです。ただ閉経後エストロゲンの分泌が減少するためPTHの作用が増強し、Caは増加、Pは減少、破骨細胞が活性化されているのでALPは増加するのではないでしょうか(ただそれらの割合が正常範囲内というだけでは)
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- ishinoh
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骨粗鬆症だけであれば血清Ca、P、Al-Pは変化がありません。これらの異常値が見られれば鑑別すべき他の疾患が強く疑われます。 しかし通常加齢によって生じてくる骨粗鬆症では病態として骨軟化症も少し加わってくることが多いのも事実です。骨軟化症ではCa、Pが低下し、Al-Pは上昇します。
お礼
やっぱり血清Ca,P,ALPは正常なんですよね? うちの学校の問題、おかしいのかもしれない…。 『血清カルシウムは正常である』が×で、 『血清リンは上昇している』も×になるはずなんです。 (↑これも思い込みかもしれないけど) でも、前者は○になるはずだし…。 うーん…。 ともあれ、暖かく詳しい回答、すごく嬉しいです。 どうもありがとうございました! またピンチのときはよろしくお願いします。
基本的な点は以下のサイトが参考になります。 1.http://www.ai-ken.net/dic/ka/ka.html (カルシウム) 2.http://www.ai-ken.net/dic/ra/ri.html#rin (リン) 3.http://www.city.naze.kagoshima.jp/imcs/encyc/123_145_213_0_0_0.html#item6 (骨粗鬆症) 更に、成書では沢山ありますが、 ・骨粗鬆症Q&A/森井浩世/医薬ジャーナル社/2000.6 ・最新骨粗鬆症/折茂肇∥〔ほか〕編/ライフサイエンス出版…/1999.3 ・骨粗鬆症テキスト/森井浩世/南江堂/1999.4 ・エストロゲンの骨髄造血調節作用に着目した閉経後骨粗…/〔宮浦千里〕/〔1999〕 ・エストロゲンの骨髄造血調節作用に着目した閉経後骨粗…/〔宮浦千里〕/〔1999〕 ・骨粗鬆症モデルマウスを用いた骨量遺伝子の解析/〔樋口京一〕/〔1998〕 ・本音で語る骨粗鬆症の診療/細井孝之/永井書店/1998.11 ・骨粗鬆症/松本俊夫/南江堂/1998.11 ・骨粗鬆症Q&A/折茂肇,井上哲郎[他]/ライフサイエンス出版…/1998.3 ・丈夫なからだをつくるカルシウムのすべて/成田和子/日本文芸社/1998.10 ・骨粗鬆症診療ハンドブック/中村利孝,松本俊夫/医薬ジャーナル社/1998.10 ・骨シグナルと骨粗鬆症/松本俊夫/羊土社/1997.10 更に、臨床データ(論文等)がお知りになりたければ補足お願いします。 ご参考まで。
お礼
サイトと成書、学校で調べてみて、参考にさせていただきました。 MiJunさん、お詳しいんですねぇ。 しかも臨床データをお持ちだなんて、本当に一般人なのでしょうか?! 私も日々勉強です…。 非常にご丁寧な回答をどうもありがとうございました!
お礼
なるほど! やはり3つとも正常範囲内なのですね。 year noteを見ればよかったのかぁ(笑)。 買おうかどうか迷っていたのですが、 やっぱり買うことにします。 ありがとうございました!