- ベストアンサー
ドカベンに出てくる複雑なルール
高二夏の県予選、対白新学院戦で、 延長十回表明訓の攻撃で、一死満塁から、 三太郎のスクイズが小フライとなるシーンをご存知でしょうか。 一塁に山田が戻れず、併殺かと思いきや、 実は決勝点となる一点が入っていた…というやつです。 あの場面で、点が入るメカニズムがわかりません。 野球のルールに詳しい方、教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
3アウト(チェンジ)になる前に走者が本塁を踏んでいた、ということです。 あの場面でフライでの併殺プレーではなく2アウトで打者がフライを上げて野手がそれを捕球していればその時点で打者アウトでチェンジになり無得点です。バンドが(ピッチャー前等で)内野ゴロになり併殺になっても打者が3アウト目だからやはり無得点です。 しかしあの場面では捕球した時点ではまだ2アウトです。打者がアウトになっただけだから、その後のプレーは有効になります。(インプレー状態)当然ホームインも有効になります。しかしもともとタッチアップもしていないのでルールには適してません。つまり得点が有効とも無効とも判断できない状況です。白新側からのアピールも無く、イニングが終了しました。この時点で有効になったわけです。 ルール上の問題なので、なんで?といわれても説明しきれないですね。
その他の回答 (3)
- okamura1215
- ベストアンサー率47% (95/199)
たしか岩鬼が3塁にいたときの場面ですよね? あの場面で 岩鬼は3塁にもどらずにそのままホームベースにはいりました。 結局はスクイズは小フライとなってアウトになるんですが 岩鬼のホームインが認められたので1点が入ったわけです。 理由は(タッチアップをご存知かと思いますが)タッチアップ(離塁)が早すぎた事を白新学院がアピールしなかったからです。 普通タッチアップは外野フライなどの時に野手が捕球してからスタートしますが離塁が早かった場合はアピールプレーとしてその塁にタッチすることでアウトになります。 でも白新学院はドカベンが1・2塁間で立ちつくしていたのでそちらに気を取られ3塁でのタッチアッププレーの アピールには気づかなかったのです。 したがって岩鬼のホームはタッチアップが認められしかも スリーアウトの前にホームインので1点が入ったわけです。 ちなみにドカベンはそのルールを知っていたのでわざと1・2塁間で立ちつくして自分に注意を引きつけたのでした。ドカベンの頭脳プレーの1点なんですね。 ※へたくそな説明ですがなんとなくわかりますかね?
お礼
はじめ、ドカベンの走塁はチョンボだと思ってたんですが、 頭脳プレーだったのですね。 土井垣の説明を読むとかえってわからなくなってしまって… ありがとうございました!
- 1234gogogo
- ベストアンサー率34% (30/87)
こちらをどうぞ。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1137853 つまり、ぱっと見るとよくわからない感じもしますが、たとえば同じ状況でライトフライが上がったとすると、通常タッチアップしますよね。 今回の岩鬼君の行動はそれが思いっきりはやくスタートしたと考えてください。 それで山田君も塁を離れていたため、1塁にボールが転送される前にホームインしていたということです。 ライトフライ自体は補給された時点で、止まっていますから、あとは山田君のアウトになる瞬間と岩鬼君がホームインする瞬間のどちらが先かという問題になります。 今回のケースは岩鬼君が先にホームインしていたわけですから得点が認められたわけです。 もし、これを阻止するためには、山田君をアウトにした後、3塁へも転送し、アピールしないといけなかったのです。 難しいですね。
お礼
理解しました。どうもありがとうございます。 なかなか複雑ですね… 野球の奥深さをこんな形で知ろうとは思いませんでした。 さすがに水島先生ですね。
有名なヤツですね。 結論から言うと、「山田がアウトになり3アウトとなる前に岩鬼がホームに入ったのでホームインが認められる」のと「岩鬼がフライの走塁が無効(フライをキャッチする前に離塁したので)なのをアピールしなかった」という2重のトリックです。 まず、「山田がアウトになり3アウトとなる前に岩鬼がホームに入ったのでホームインが認められる」についてですが、これは説明不要でしょ。 プロ野球でもよくありますよね、「長打コースでバッターが塁を欲張って2塁(3塁)とかで3アウト、しかしその間に(元からいた)ランナーがホームインして得点」ってシーン。 あれと同じです。 で問題の「岩鬼がフライの走塁が無効(フライをキャッチする前に離塁したので)なのをアピールしなかった」についてですが、 これは野球協約では「アピールすることで無効にできる」となってます。 つまり逆説的に言えば「アピールしなければ有効」だということです。 つまり本来無効である岩鬼の走塁に白新がなにもしなかったため、岩鬼の走塁が有効になってしまったんです。
お礼
二重のトリックでしたか! 岩鬼と山田の絶妙なコンビネーションの生んだ得点なのですね。 ありがとうございました。
お礼
わざとワンバウンドにしたほうが簡単だったわけですね。 鉄腕・不知火守も焦ったのですね。 回答ありがとうございます。わかりやすかったです。