条件下で留まっている馬は頭がいい、というが本当か?
お世話になります。
時々聞く話でこういうのがあります。
「頭のいい馬は条件下で留まっている場合がある。
無理に一着になって、上の条件で着外ばかりとると、調教師や厩務員が大切に扱ってくれなくなり、自分自身も毎レース、厳しい展開になることを知っているので、あえて現在の条件で2着、3着を繰り返して、いるのだ。
頭の悪い馬はレースになると張り切り、無理にオープン馬まで出世して、その後は着外、掲示板外を繰り返して、あっという間に馬肉になる。
頭のいい馬は、そんなことをせずに自分の実力にあったクラスに留まって賞金を稼いで大切に扱ってもらっている」
これ、本当に馬がそのように考えているのでしょうか?
もし、馬がそう考えているなら、JRAのレース体系を、馬が知っているということになります。馬ってそこまで賢いのでしょうか?
単なる厩舎の戦術だと思うんですが。
それともトレセンや馬房で、
馬A「俺、若いころ、粋がって無理に出世しちゃってさ、今では着外ばかりだよ。」
馬B「へー、そうなんですか?」
馬A「そのうちさ、俺、JRAを引退しなくちゃならないんだ。自分の飼葉料も稼げない馬は要らないんだって」
馬B「引退してどうするんですか? どこかの乗馬クラブにでも再就職するんですか?」
馬A「そんなの、芦毛や白毛のかわいい馬か、それなりに名の通った馬だけだよ。俺なんてトサツ場に送られて馬肉になるんだ」
馬B「えー!! そうなんですか!?」
馬A「だからおめえも、無理して出世なんかしないほうがいいぞ、900万下あたりで2,3着を繰り返していたほうが調教師にも馬主にもかわいがられるんだからな」
なーんて会話を馬語でしているのでしょうか?