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牛の鼻環と馬の鼻捻子について
牛の調教や動きを封ずるために「鼻環」を使います、生後間もないころに鼻に孔を開けて装着します。馬では「鼻捻子(びねんし)」を使い、一般的には「轡」にハミ(棒状の)を併用します。 馬に鼻環をつけないのは、馬の鼻中隔には血管が多く、出血することが多いのでつけないのだ と習った記憶がありますが、本当のところはどうなんでしょうか、確認したいと思い投稿します。 ちなみに当方は獣医師ですが馬の治療経験は皆無に等しいので、はずかしながら 投稿します。 よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
家畜の治療や畜舎等への誘導には、毎回ヒヤヒヤさせられます。牛の暴走による、人身事故も目にした経験もあります。 馬と牛の調教に違いがある理由は、動物福祉の視点で説明できます。 最小限の制約で家畜の行動を制御するには、各家畜の知能(問題はややありますが、脳化指数で示します)が関係します。牛に比べ馬の知能がやや高いことが知られおり、牛ほどの強引な誘導は必要ないのです。馬は、鼻ネジと轡だけで制御できるのです。牛の制御には鼻輪か頭部の保定が不可欠です 調教や接触の繰り返しで、人と馬の間に感情の伝達が幾分、可能になります。牛と人の交流をもとにした映画より、馬と人の交流をテーマにした映画が多いのは、このせいでしょう。 仔馬に鼻ネじを装着したときの反応は、獣医として面白い情報かもしれません。そうなんだと、私も納得しました。http://ci.nii.ac.jp/naid/110003917345
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noname#252164
回答No.1
要らないからってものあるんじゃないですかね。 馬は反芻しないけど牛は反芻するから、牛にハミをつけたらヨダレが飛び散ってえらいことになりますよ。