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二胡の弾き方について
曲の中で内弦から外弦の開放弦を弾くときに、よく音がきーっっと鳴りそこなったみたいな高い音が出てしまうのですが、どんなことが原因なのでしょうか?強すぎなのか弱すぎなのか松脂の塗りすぎなのか、なかなか直らず悩んでいます。よろしくおねがいします。
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こんにちは。 移弦するときに、フォームが崩れたり、弓と弦の角度が崩れたりしていませんか?後は手首がかたくなっていたり…。 強すぎるか弱すぎるかというと、きっと強い方だと思うのですが、きーっと鳴らないようにと、弱く弱く弾き続けるのも、しっかりとした音が出せなくなってしまうので、よくないと私は先生によく言われました。 音の鳴らし始めは注意深く入っても、後は伸び伸びと弓を大きく使うのが良いと思います。
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- paulus99
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NO.3です。 あわてて打ったので、やはり変なところがありますので、ちょっと訂正しておきます。 1.6段落目くらいのところ 誤・・・ 1.強い(芯のある、という言えば良いでしょうか) 正・・・ 1.強い(芯のある、と言えば良いでしょうか) 2.真ん中より少し下で、千住真理子さんの例を引いていますが、文章を読むと、曲の途中で千住さんがチェックしているところを聞いた、と解釈できるような文面ですが、ここは千住さんがコンチェルトを弾いているときに、問題の「キー音」が出てしまったのを、聞いたことがある、という意味です。 失礼しました。
- paulus99
- ベストアンサー率31% (31/97)
私は二胡は弾きませんが、バイオリンやチェロを弾くことから類推できることを、お話することをまずお断りしておきます。 ご質問の現象は、よくバイオリンでも起きます。特に低い弦からE線(4弦の内一番高い音の弦です。奏者から見ると一番右側)へスラーで移動したときに、一番起きやすいようです。 弦楽器の音を出す場合、必要な要素は色々ありますが、 1.弓の圧力 2.弓のスピード 3.弾く位置(駒からどの程度離れた位置か) が代表的なものです。 これらが今弾こうとしている音に対して、適切な組み合わせになっていないと、キー音がでたり、ギョエギョエといった音になることがあります。 ですから、最低限この3要素が揃わない内は、絶対に弾いてはいけない、という原則があります(単に私だけの原則ですが)。 具体的に言えば、 1.強い(芯のある、という言えば良いでしょうか)音を弾こうとしていたら、駒の近くをやや圧力を掛けて、少しゆっくり目(じわっと圧をかけるような)に弾くことになります。 2.ふわっとした音なら逆に、駒から遠目のところを、あまり圧を掛けずに、軽めにスイッと弾くような感じになります。 この1,2の中間タイプは無数に存在するので、きりがありませんが。いずれにしろ、移弦のまえには、音を止めてでもいいので、かならずどの辺で弾くのか、スピードは、圧力は。こういったことをチェックしてから、動き出す必要があります。 チェックの方法は(私のやっている方法) 1.次の音を弾く前に、弓が弦に乗っている位置、乗っている姿(角度や向き)、毛や竿のしなり具合、そういったことを、目で見るのではなく、「頭の中」で描きます。 2.つぎに、その通りの状態が、そこに再現されているかどうか、を目で確認します。 3.もし違っていたら、想像通りに準備できていないわけですから、正しくなおします。 4.良ければ、この段階で準備OKですから、おもむろに弾き始めます。 ※ チェックはまず頭の中でやることが、ミソです。 現実にはいちいち目で追っている閑はないわけですから、やがては無意識にこれができるようにしたいがためです。 いちいち曲の途中でこんなチェックをやってられっか、と思いたくもなりますが、プロの演奏家でも、かならずこれをやっているはずです。ただ自分でも無意識にできるほど、訓練を積んでいるので、我々が気づかないだけです。 でもプロでも時たまこれをやります。昔千住真理子さんが、メンデルスゾーンのコンチェルトを弾いたときに、聞いたことがあります。別に同氏をおとしめるつもりは毛頭ありませんが、こんな名人にだって、たまには起きるという例です。 それから、特にその弦だけを弾くときには、あまり起きないのに、移弦のときに起きやすい、というのであれば、この準備不足が大いに考えられます。 その弦だけの場合は、移弦に比べ仕事量が少ないので、そこそこに準備ができているのです。ところが移弦(場合によっては、左手の移動等も含む)が伴うと、いろいろやることが多く、この準備がおろそかになってしまっているのではないでしょうか。 先端技術の粋を集めたNASAの打ち上げだって、準備に準備を重ねてから打ち上げるのです。それでも失敗することはあります。 楽器の演奏においても、準備しない内の出発は無謀以外の何ものでもない、というくらいの気持ちを持って、ゆっくり時間を掛けて、時には一つの音の出し方だけに一日かけてみる、ということもやってみてください。 もう少し文章を校正すれば良いのですが、少々時間がなくなりました。補足等必要であれば、ご遠慮なく。
お礼
曲の途中で止めてフォームを確認してみたら、いつの間にか弓と弦が離れていたり、自分が思っている以上に崩れていました。慣れてきてただ弾いてるだけになってる部分があったと思いました。もっと1音1音意識して弾く練習してみたいと思います。頭の中で描く!参考になりました。ありがとうございました。
- gondog
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強すぎなのではないでしょうか?外弦を弾くときは慣れないうちはあまり力をかけないようにした方が鳴らないと思います。内弦から外弦に弾くとき慌てて弓を弦に押しつける力が不安定になると鳴りやすくなります。あとは千金とペグの部分で内弦と外弦の間にスポンジなどを挟むことで多少目立たなくなることもあります。
お礼
ご回答をいただいてあらためて曲を弾いてみるとテンポの速い曲で八分音符のスラーのところで内から外弦の開放弦を弾いたときによくなるみたいです。gondogさんがおっしゃられた弾き方の不安定さを直すようにしてもう少し研究してみようと思います。ありがとうございました。
お礼
ヒーッという感じの音に近い感じなのでwasabonさんのおっしゃられるように鳴らさないようにと思って弱くしすぎてしまって滑っているのかも知れません。アドバイスいただいたようにフォームを確認しながら弾いたら、大分改善したように思いました。ありがとうございました。