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アルツハイマーの方の対応
私の働く施設に最近入られてアルツハイマーのご利用者がいます。原因は分からないのですが、一旦スイッチが入ると徘徊しながら大声で暴言、他のご利用者に手を出したりする始末です。不穏でない時は至って普通の認知症の方、という感じですが不穏になると手を付けられません。体も声も大きいのでご利用者だけだなく、正直スタッフも怖がっています。特に夜間に大声を出されると、他の方が目を覚ましてしまいますし他のご利用者(同じ認知症の方)に危害が行かないよう介護スタッフが必死で守っています。会話はほとんど成り立ちません。暴言も意味不明なことです。精神系の薬を飲んでいますが、ほとんど効果はなく介護の仕方や環境の変化に慣れることとお医者さんには言われています。正直夜間の不穏時の対応(大声で暴言・暴力)にどう対応していいか分かりません。いつスイッチが入って、いつ切れたのかも分かりません。何か良いアドバイスがありましたらお願いします。
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お困りですよね。お察しします。 1:不穏の場合、身体面の不具合が隠れている場合が 少なくないので、まずは確認した方がいいと思います。 経験から行くと 便秘・脱水・歯の痛み・頭痛・発熱・薬の副作用などで不安定になる人が多くいました。会話がうまくいかないと不調を訴えることも難しいので、注意してみて下さい。 2:身体面に特変がないとすると、環境・人間関係に着目します。特に入所直後は不安定になります。本人からすればいきなり身も知らぬ場所で見知らぬ人に取り囲まれているわけですから、取り乱す要素はたくさんあります。 1・2週間程度で関係性ができると落ち着く場合も結構あります。 環境的な不安定要因の例 季節の変わり目(特に春先、木の芽時) 家族の面会・引っ越し・入退院 3:ON・OFFがあるようですが、そのきっかけは分からないと言うことですが、些細なことでも記録して、 スタッフ間で情報を共有すると見えてなかったものが浮かび上がってくることがあります。 ポイントは、不穏時の前に何をしていたか(案外見えていない者です)と、不穏時の様子です。 また、安定しているときの様子と重ねてみてみると、要因が分かったりします。 経験から行くと 他の人に面会の多い日祝日に不穏になる 周りが騒がしいと「切れる」 家族が帰ると不穏になる 特定のスタッフと相性が極端に悪い どこの施設でも経験していると思いますので 研修会等の際に事例検討するとヒントをもらえる 事もあります。 ぜひ、経過をお知らせ下さい。
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- wish61
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以前老健で介護員をしていた経験があります。 施設の方針でアルツハイマーの方や重度の精神病を患った方が多くいて、苦労した記憶があります。 普段はおとなしくて、何かの拍子にスイッチオンとなると激しく徘徊、暴力行為の始まる方もいました。正直、そのような方は精神病院等をたらいまわしにされてきて、薬漬けになっているので安定剤もほとんど効かない事だと思います。 文章だけでは細かい状態はわからないのですが、以前の職業、家族状況、識字率、趣味、生活環境、出身や育ち等、詳しく調べてみてはいかがでしょうか。会話はほとんど成り立たないようですが、情報をまとめると意外な解決点がみつかる事もあります。私はこのような方で男性の場合、家族に手紙を書いてもらい暴れた時に見せる、飴を食べてもらう(これで反応があればお茶タイム)、入所者のいないフロアに誘導して一緒に歩く、なぜか花札は理解できて一人で遊びだす等、100個くらい解決法を考えたらこれだけの方法がヒットしました。 色々考えて試して、これは効果あるないを模索してるうちに、理解力が少ない相手でも信頼関係が気付けて(もしくは環境に慣れて)なんとかなるものだと思います。 どちらにせよこのままの状態は絶対に続きません。必ず変化する時期がくるはずです。大変でしょうが、本人や他の利用者の為にも頑張って下さい。